円安の影響「一定程度」、LCCに期待も-13年海外旅行
JTB総合研究所常務取締役・観光危機管理研究室長の髙松正人氏は2月18日、海外ホテル協会(OHEA)の定例会で講演し、円安の影響について「100円を超えるような円安になれば心理的な影響は出てくるかもしれないが、このままのペースで動けば、それほど市場に大きな影響は無いのでは」との考えを示した。円安に伴う航空会社のコスト増による運賃の値上げや、海外でのショッピングを主な目的とした旅行者の需要減などの懸念はあるが、出国者数に与える影響は一定程度に留まる見込みだ。同氏の分析によると、1990年代は円ドル為替...