JATA、ゼロ回層とアクティブシニアへの需要喚起が課題-11年旅券統計分析で
日本旅行業協会(JATA)VWC2000万人推進室はこのほど、外務省が公表した2011年旅行統計を独自に分析し、ビジット・ワール・ドキャンペーン(VWC)からVW事業へ進化させるなかで想定される課題を示した。VWC2000万人推進室長の澤邊宏氏は、分析結果を踏まえた今後のアクションプランとして、1年間で一度も旅行をしないような「ゼロ回層」とアクティブ・シニア層をターゲットとした海外旅行需要喚起策が想定できるとした。分析によると2006年以降、有効旅券数と法務省発表の出国日本人数はともに減少したが、2...