震災復興で果たす観光力 日本観光研究学会・シンポ
- 2012年1月16日
東日本大震災から復興へ向けた動きの中で観光の役割を探るシンポジウムがこのほど、日本観光研究学会(横山秀司会長=九州産業大学教授)の第26回全国大会で開かれた。会場の大阪府松原市の阪南大学には研究者、市民ら約200人が集まった。地域と研究者の協働探る津波で壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町。1カ月半後の4月下旬、山内正文さんは「商売をしてまちの役に立ちたい」と「福興市」を開催した。全国23商店街で組織していたネットワークが物資を南三陸町に送った。山内さんは「全国の商店街の力はすごい」とする一方、商店街...