破産の海外旅行開発、未出発の顧客対応など残務整理へ−負債約2.7億円
3月7日付で破産を申立てた第3種旅行業者の海外旅行開発が残務整理を進めている。東京商工リサーチ(TSR)によると、破産申し立ては受理されたものの、破産手続開始決定はされておらず、破産管財人も決定していない。これは、旅行中、および出発を控えた顧客の対応をするためで、破産手続開始決定までの間、同社の事業や財産を管理する保全管理人を選任する。旅行中、および出発を控えた顧客を含めて債権者の人数は不明だが、負債総額は約2億7000万円という。3月8日11時現在、事務所や電話の問合せなどには対応していた。海外旅...