中国南方航空、既存路線延伸で需要拡大はかる−富山、広島、福岡空港で
中国南方航空(CZ)は日本発着の既存路線の一部を延伸する。日中間のオープンスカイ実現に向けた航空交渉が中断しているなか、既存路線の延伸により路線網を拡大し、需要の増加をはかる考え。富山/大連線を増便し、北京まで延伸するほか、広島/大連線と福岡/大連線を天津まで延伸する。現在国土交通省に認可申請中だ。富山/大連線は3月27日から北京に延伸し、現在の週3便をデイリー化。CZによると、富山/大連線のロードファクターは約7割で調子もよく、需要が見込めるという。また、北京へは小松空港などの近隣空港からの路線が...