旅行会社の夏の海外旅行、家族層中心に好調−9月は間際予約取り込みへ
大手旅行会社各社の夏期(7月〜8月)の海外旅行商品の取扱人数は、前年に比べて好調に推移した。経済不況に回復の兆しが見え、円高傾向や昨年の新型インフルエンザによる旅行控えの反動もあり、ファミリー層を中心に需要が回復傾向にあるようだ。一方9月は、昨年と比べるとシルバーウィーク(SW)の日並びが悪いこともあり予約が伸び悩む会社が多く、各社とも間際予約の取り込みをはかる。ジェーティービー(JTB)の海外旅行取扱人数は、首都圏発着分で7月が前年比20%増、8月が18%増と増加。ファミリー向け商品「わいわいファ...