旅行業倒産件数、5月は4件、負債額は大幅減−宿泊業も件数・負債ともに減少

東京商工リサーチ(TSR)によると、2010年5月の旅行業倒産件数は前年比3件減の4件となった。負債総額は92.1%減の7700万円。倒産した4件のうち3件が破産で、負債が3000万円を超えない小規模のものが中心であったという。件数、負債額ともに前年を下回るのは、3月から3ヶ月連続。TSRでは、中小企業等金融円滑化法による返済猶予の効果が表れているとの分析だ。なお、宿泊業も倒産件数が4件減の8件、負債総額が52.9%減の39億5900万円となった。...