全日空、国際線を成長の柱に−新事業戦略、国際線収入7割増へ
全日空(NH)は今後国際線をグループ事業の中核と位置づけ、2011年度の国際線旅客事業の収入を2009年度見込みの2120億円から68.4%増となる3570億円に拡大する計画だ。3月19日に発表した「2010−11年度経営戦略」に盛り込んだ。NHは、首都圏空港の発着枠拡大とボーイングB787型機の導入を迎える2010年度を最大のビジネスチャンスとしており、2010年度は2009年度見込み比で28.8%増の2730億円をめざす。座席供給量や輸送量の計画値は明らかにされていないが、発表資料によると200...