ANAグ、成田・羽田活用で国際線網を拡充−10年度輸送計画で座席キロ11%増
ANAグループは2010年、首都圏空港の再拡張を最大のビジネスチャンスとし、成田と羽田発着の路線網を拡充する。1月27日、2010年度航空輸送事業計画を明らかにした。今回の計画では国際線を成長の柱と位置づけており、成田は長距離路線を含めた乗り継ぎ需要、羽田は日本発旅客の需要を想定し、それぞれの特性をいかした国際線ネットワークの拡充をはかる。関空発着の3路線は減便、運休するものの、国際線旅客便全体では運航回数を14.8%増、有効座席キロ(ASK)は11.2%増とする。成田発着路線は、7月1日に成田/ミ...