訪日2000万人には「第二の開国」必要−政府、構造的な変革に取り組みへ

  • 2009年3月16日

政府は3月13日、第13回観光立国推進戦略会議を開催、2020年の訪日外客数2000万人に向けて、「構造的な変革」をめざす方針を確認した。2000万人時代に向けては、2008年6月、観光庁設立を前に開催した観光立国推進戦略会議で、課題を整理する「観光実務に関するワーキンググループ(WG)」の設置を決定。WGは2月まで4回を開催して議論し、今回の観光立国推進戦略会議で報告書を提出した。今後は「(WGの提言をふまえて)各省庁が課題に取り組むことが基本」(内閣参事官の藤田耕三氏)で、観光庁を中心に政府とし...