エア・パシフィック航空、完全撤退でデスティネーションとしての地位に危惧

  • 2008年11月5日

エア・パシフィック航空(FJ)は来年上期からの運休を決定した。FJは来年3月28日まで運航し、日本支社も3月末で閉鎖するという。フィジーにはアウトリガー、インターコンチネンタル・ホテルズなど新たなホテルの開業が続いており、日本ではその送客をめざし、旅行会社やサプライヤーなどで構成する「フィジー会」などを通じて、送客への努力を続けていたところ。ただし、FJの発表ではこうした施策を講じていることに理解を示しつつ、「日本市場における需要のかげりは深刻化し、回復の兆しが見られない」としている。ホールセール各...