旅行業は複合企業化かM&Aへ、先手が有利−野村総合研究所・森沢氏

野村総合研究所経営コンサルティング部担当部長上席コンサルタントの森沢徹氏は、旅行業界が現在の厳しい状況下で生き残るための方策として、(1)他業種など含むコングロマリット(複合企業体)化、(2)M&A、のどちらかが必要との考えを示した。もし、こうした動きがなく、現在の業態のままでは「業界ごと沈んでしまう」との分析だ。これは、2月26日に開催されたJATA経営フォーラムの分科会D「検証『旅行会社じゃないとできないこと!』」に、コメンテーターとして登壇した際のコメント。森沢氏は旅行業界について、経営コンサ...