関空、AEDを使用し傷病者の蘇生に成功、PTBに設置後初めて使用

  • 2005年8月15日

関西国際空港でこのほど、自動体外式除細動器(AED)を使用して心配停止状態の傷病者の一命を取り留めた事案があった。これは、ターミナルビル(PTB)内にAEDを設置後、初めての使用例。PTB内を警備中の警備員が倒れた傷病者に気付き、駆けつけた防災部隊員がAEDを使用、泉佐野市りんくう消防署空港分署救急隊が到着するまで蘇生を試みた。到着した救急隊はAEDを使い、救急車内で蘇生に成功したという。なお、関空には現在、25のAEDをPTB内に設置する。...