近ツー、中間期の予想から純利益3億円の増加予想で10期ぶりの配当へ
近畿日本ツーリストは平成16年12月期の年間配当2円で10期ぶりに行う。これは通期業績で9億円の純利益を確保できる見通しがついたことから。このほど発表した通期業績予想は営業収益が単体で725億円と8月の中間決算時から25億円の減少となったが、経常利益で13億円と3億円増、純利益が9億円となる見込みだ。営業収益の減少は国内旅行の台風や地震の影響があるものの、対前年で実質約14億円の増収。また、クラブツーリズムの営業譲渡に伴い、12億円の費用削減に繋がっている。なお、前回の配当は平成6年12月期で3.7...