JATA、国内旅行の提言を策定、現状認識に危機感も具体策へ繋げる

  • 2004年2月18日

日本旅行業協会(JATA)は国内旅行の提言を取りまとめた。今回の提言では市場の現状やオンライン・エージェントの認識、サプライヤーとの関係が従来の枠組みでは業務が遂行できないとの危機感から現状認識に異例の頁を割き、サプライヤーからの苦言も含む報告書となっている。消費者、デスティネーション、サプライヤー、旅行業のそれぞれがメリットを享受しうる関係を築く中で、旅行業を再構築する理論的な裏づけも狙う。地域との関係では地域の再生を手掛ける別府、成熟期にある湯布院、住民参加型の街づくりを目指す阿寒湖などを具体的...