8月の日本人出国者数は23%減、外客数はSARS後初のプラスに
8月の日本人出国者数は前年比23%減の128万5000人であった(JNTO推計値)。月別の減少幅は7月に比べ約9ポイント縮小しているものの、韓国では7月、台湾では8月に出国者数が前年を上回ったことを考えると、日本人の出国状況の回復は遅い。一方、訪日外客数は13.5%増の55万人で、SARS発生以降、初めて前年を上回った。また、訪日外客数の数字が明らかになっている1961年1月以降の単月としては過去最高の数値でもある。主要マーケットの韓国と台湾の統計によると、8月の日本への出国者数は韓国が24.9%増...