AY、第2四半期は赤字に、アジア路線と北欧の低価格路線拡大で挽回へ
フィンランド航空の2003年度第2四半期(4月〜6月)の総売上は、前年同期比14.2%減の3億6610万ユーロ、営業損益は990万ユーロの赤字であった。特にAYは中長期の経営戦略でアジア路線への強化に重点をおいていたため、イラク戦争とSARSの影響を大きく受けたとしている。この結果からAYは、現段階では会計年度終了時の欠損を予想しているが、アジア地域の旅客数の回復が著しいことから、9月に開設する上海路線がアジア地域発展の下支えになると期待している。さらに先ごろ、スウェーデンの低価格航空会社ノルディッ...