「SARS機内感染の可能性はほとんどなし」、WHOの見解をBOARが公表

  • 2003年6月19日

日本への運航路線あるいは代表事務所を有する在日航空会社代表協議会(BOAR)はこのほど、航空機内で新型肺炎(SARS)に感染する可能性はほとんどないというWHOの見解を公表した。これはSARS感染者識別検査を開始した3月27日以降、航空機利用者は2億人を超えているが機内でのSARS感染例が出ていないことを受けてWHOが5月19日付で発表したもの。安全性の裏づけとして、航空機内に外気を高精度でろ過するHEPAフィルター・システムやキャビン・エアフローシステムなど効率の高い機内換気システムが設置されてい...