日本交通公社、SDGsを軸に「地域社会と調和する観光」を考察~第32回旅行動向シンポジウムから~
日本交通公社は先ごろ、ウィズコロナ期における観光産業のSDGsにフォーカスしたシンポジウム「地域社会と調和する観光」を開催した。第32回旅行動向シンポジウムのプログラムの一環として行われたもので、コロナ禍からの再起動を図る観光地の在り方として欠かせないSDGsの視点を、ハワイや沖縄の事例を交えて考察した。最初に「サステナブルツーリズムの視点」として日本交通公社環境計画室長兼沖縄事務所長の中島泰上席主任研究員がサステナブルツーリズムの全体像を俯瞰的に概説した。ここで強調されたのはサステナブルツーリズム...