フォーシーズンズ京都が開業、池庭「積翠園」など京都らしさ演出

  • 2016年12月6日

 フォーシーズンズホテルズアンドリゾーツとマレーシアに本社を置くベルジャヤ・コーポレーションは11月28日、京都・東山に「フォーシーズンズホテル アンド ホテルレジデンス京都」をグランドオープンした。客室数はホテル客室123室とホテルレジデンス57室の計180室。敷地内には、12世紀に造園された池庭「積翠園」を設けるなど、京都らしさを演出した。ホテルレジデンスの客室と館内設備を紹介する。

  • フォーシーズンズ京都は、京阪本線七条駅から徒歩約10分の場所に位置。清水寺や妙法院、三十三間堂などが徒歩圏内にある

    エントランス

  • 入り口から本館までの通りには竹を配し、京都らしさを演出。京都市長の門川大作氏はオープニングセレモニーで「京都の文化、地域、自然、伝統産業と調和したホテルの誕生を嬉しく思う」とコメントしている

    エントランス付近

  • 車寄せは光井純&アソシエーツ建築設計事務所、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ・ジャパンが設計。敷地内には客室のほか、宴会場やレストラン、プール、フィットネスセンター、スパ、チャペルなどを設けた

    外観

  • フロントはシンプルなデザインを採用。客室の平均販売価格は「デラックスルーム」が7万5000円から、積翠園を眺望できる「デラックスガーデンビュールーム」が9万円から、最上級の「プレジデンシャルスイート」は120万円から

    フロント

  • フロント前には休憩スペースを用意。館内のインテリアデザインはハーシュ・ベドナー・アソシエーツが担当した

    ロビー

  • ロビー付近には「縁側」を設置。大きな窓越しに積翠園を眺望できる

    縁側

  • ホテルレジデンス客室のリビング。室内は樫木を多用したほか、畳や漆なども採用した

    ホテルレジデンスのリビング

  • レジデンスには食洗機や冷蔵庫、電子レンジオーブンを備えたキッチンを設置した

    ホテルレジデンスのキッチン

  • 寝室にはキングサイズ1つ、もしくはダブルサイズ2つのベッドを用意。寝室とリビングルームにはテレビも配置した

    ホテルレジデンスの寝室

  • 「ガーデンビュールーム」からは積翠園が一望できる。池のほとりには、屋内18席、屋外14席の茶室「積翠亭」も設けた

    客室からの景色

  • 同レストランでは本格的な江戸前鮨を提供。カウンター10席と4名までまたは8名までの2つの個室を設けた

    レストラン「鮨 和魂」

  • ブラッスリーでは、フランス料理をベースとした洋食を提供。営業時間は朝食が6時30分から10時30分まで、ランチが11時30分から14時30分まで、ディナーが17時30分から22時まで

    レストラン「ブラッスリー」

  • ブラッスリーの屋外テラス。積翠園を一望できる

    レストラン「ブラッスリー」

  • オープニングセレモニーが開催されたボールルーム。着席の場合は定員220名で、ホワイエには本格的なバーカウンターも設置する

    ボールルーム

  • フィットネスセンターは年中無休、24時間で営業。時間によってはパーソナルトレーナーも駐在しているという

    フィットネスセンター

  • フィットネスセンターの奥にはインドアプールを配置。広さは長さ20メートル、幅10メートルで、深さは最深1.5メートル

    インドアプール

  • プールの横には、京都らしさを演出する枯山水を配した

    プールサイド

  • スパには、6つの個室と1つのVIPルームを用意。トリートメントのほか、ヘアメイクやネイルケアなどのサービスも提供する

    スパ