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大韓航空、成田でB747-8iを公開、ビジネスクラス機内食も

  • 2016年9月13日

 大韓航空(KE)はこのほど成田空港で、旅行会社向けにボーイングB747-8i型機の見学会を実施した。昨年9月に導入を開始した同機は、主にニューヨーク線などの長距離路線で使用しているため日本に飛来する機会は少ないが、機材繰りの関係で6月から10月までの一部期間は成田/ソウル(仁川)線にも導入しているという。今回はB747-8i型機の座席に加えて、エアバスA330-300型機で運航中の成田/ホノルル線の、ビジネスクラスの機内食も紹介する。

  • 機体は重量の70%をアルミニウム合金などが占めており、以前に使用していたB747-400型機と比べて軽いことが特徴。現在の保有機数は7機で、18年までにさらに3機を導入する

    機体

  • ファーストクラスは6席。長さ200センチメートル、幅61センチメートルのフルフラットシートで、シートピッチは211センチメートル

    ファーストクラス

  • シートの前方には足置きと、24インチのディスプレイを設置。ハリウッド映画やヨーロッパ映画、アジア映画のほか、ドキュメンタリーやドラマ、スポーツ番組などさまざまなコンテンツを楽しめる

    ディスプレイ

  • ファーストクラスにはクローゼットも設置。ハンガーも用意した

    収納

  • シートの脇にはリクライニング用のスイッチや、機内エンターテイメント用のリモコンを備えた

    テーブル周り

  • 窓側に収納された折りたたみ式のデスク。写真は半分に折りたたんだ状態

    テーブル周り

  • ファーストクラスはすべての座席にスライド式のドアがついており、プライベート感のある個室に変わる

    ドア

  • 照明はカラフルに変化する。写真は赤く照らされた時の様子

    照明

  • ビジネスクラスの「プレステージクラス」は48席。長さ185センチメートル、幅53センチメートルのフルフラットシートを採用した。シートピッチは218センチメートル

    ビジネスクラス

  • 座席はスタッガード式に配置しており、着席中は隣の人の存在がほとんど気にならない

    シート周り

  • 座席の壁面にエンターテイメント用のリモコンを収納する。リモコンのディスプレイではゲームも楽しめる

    シート周り

  • ビジネスクラスでは18インチのディスプレイを採用。足元には韓国語と英語の機内誌を用意した

    ディスプレイ

  • ビジネスクラスはすべての座席から直接通路に出られるようにした。そのほかビジネスクラスの長距離路線では、化粧品やアイマスク、歯ブラシなどがセットになったアメニティ入りのポーチも用意している

    配列

  • エコノミークラスは314席で配列は3-4-3。シートピッチは84センチメートルから86センチメートルで、幅は44センチメートル。シートは最大118度まで傾けることができる。ディスプレイは11.1インチ

    エコノミークラス

  • 成田/ホノルル線のビジネスクラスでは、ビビンバを通年で提供している。搭乗者は温めて提供されるレトルトご飯とチューブのコチュジャンを混ぜて食べる

    韓国料理

  • ビジネスクラスの和食。16年秋のメニューのメインディッシュはうな重

    和食

  • ビジネスクラスの洋食。16年秋メニューのメインディッシュはイカスミのパスタ

    洋食

  • ビジネスクラスの洋食のデザート。16年秋はアーモンドチョコレートケーキを提供している

    デザート