「ザ・プリンスギャラリー」開業、赤プリ跡地に「最上級」ホテル

  • 2016年8月4日

 プリンスホテルは7月27日、「グランドプリンスホテル赤坂」の跡地を再開発した「東京ガーデンテラス 紀尾井町」内に「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」を開業した。同社の既存ブランドには属さない最上級のホテルで、オフィス・ホテル棟の30階から36階にかけて入居し、総客室数は250室。同社専務執行役員の武井久昌氏が「プリンスブランドのサービススタンダードの集大成」と語り、海外での認知度向上をはかるための旗艦ホテルと位置づける同ホテルの、施設内の様子を紹介する。

  • ホテルのフロントとロビーラウンジは最上階の36階に位置。天井までの大窓からは六本木の街並みなどが見渡せる

    ロビー

  • 34階の「ザ・プリンスギャラリースイート」は148平方メートルの最も広い客室。ベッドは縦2メートルで、横2メートル30センチ

    客室

  • 「ザ・プリンスギャラリースイート」のリビングルーム。方角によっては東京タワーが見える

    客室

  • 客室デザインのコンセプトである「浮遊感」を感じさせるよう、一部の客室の大窓の前にはデイベッドを設置した

    客室

  • ベッドサイドに設置したタブレットでは、レストランの予約やベッドメイキングの時間指定などができる

    タブレット

  • 壁やベッドサイドには、空調、照明、カーテンなどの各種設定をおこなえるタッチパネルを設置した

    タッチパネル

  • 「スイート」の客室の浴室からは都内を一望できる。ブラインドを下げるためのスイッチは浴室外の洗面所に設置した

    浴室

  • 「デラックス」や「クラブフロア」など、一部のカテゴリーの客室の浴室には、スイッチ1つで透明になる曇りガラスを導入した

    浴室

  • 36階にある「All-Day Dining Oasis Garden」は、朝食からディナーまで対応できるイタリアンテイストの洋食レストラン。座席数は全108席

    レストラン

  • 35階の「WASHOKU 蒼天 SOUTEN」にはダイニングエリアのほか、「SAKEバー」「鉄板焼きカウンター」「寿司カウンター」などを設けた。全108席

    レストラン

  • 宿泊者のみが利用できるミーティングルーム。12名を収容できる部屋が2つあり、1部屋につなげての利用も可。プロジェクターなどを備えており、有料で最大4時間まで利用できる

    会議室

  • 30階のスパ&フィットネスルームにはプールエリア、ジムエリア、バスエリア、スパトリートメントエリアなどがある。ジムエリアは24時間利用可能

    スパ&フィットネスルーム

  • 34階のクラブラウンジは、「スイート」「グランドデラックス」「クラブフロア」の宿泊者が利用できる。全38席

    クラブラウンジ

  • 「東京ガーデンテラス東京紀尾井町」では、グランドプリンスホテル赤坂旧館を1930年の建設当時の資料を基に復元。内部にはバンケットルームやレストランなどを備える

    クラシックハウス

  • クラシックハウス1階にある約272平方メートルのバンケットルームは、着席で最大150名を収容できる。写真は部屋を2分割し、披露宴用にセッティングした状態

    バンケットルーム

  • クラシックハウス1階の「Bar Napoleon」は赤プリ時代から親しまれてきたクラシックバーを復活させたもの。18時から24時30分まで営業する。全50席

    バー

  • クラシックハウス2階の多目的ホールは、屋内型チャペルとして利用可能。中庭には屋外型チャペルも設置できる

    多目的ホール

  • ホテルが入居する紀尾井タワーの1階から4階までは商業施設の「紀尾井テラス」で、33軒の飲食店が出店している

    商業施設