アメリカン航空、B787-8の新ビジネスクラスと機内食を公開

  • 2015年9月3日

 アメリカン航空(AA)はこのほど、成田/シカゴ線に新たなビジネスクラスなどを搭載したボーイングB787-8型機を導入した。日本路線への導入が初となる同機材では、日本航空(JL)と共同開発した日本食を含む新たな機内食を提供している。AAでは今後、従来のB777-200型機についてもシートおよび内装、アメニティなどをアップグレードしていくという。今回は、記者会見で披露されたビジネスクラスの新シートや機内食について写真で紹介する。

  • AAは8月19日に記者会見を開催。(男性左から)グローバルセールス担当副社長デレック・デクロス氏、国際線および貨物担当上席副社長アート・トルノ氏、アジア・太平洋地区副社長のエルワン・ペリラン氏が登壇した。デクロス氏は新しい機材の導入による「さらなるサービスの拡充」に期待を示した

    記者会見

  • 新たなビジネスクラス「ビジネススイートシート」。B787-8型機では1-2-1配列で28席設けた

    シート全容

  • 座席周りの平面スペースはテーブルを含め、従来のビジネスクラスの約2倍に拡大した

    シート全容

  • 上から見たシート。全長195センチメートルのフルフラットシートで、幅は53.3センチメートル

    シート全容

  • リクライニングシートはタッチパネル式のモニターで操作する。好みの角度に調節することが可能だ

    リクライニング時のシート

  • シート足元の様子。リクライニングでは、膝を軽く曲げたままシートが倒せる「Zシェイプ」も選択でき、AAによると「無重力に近い設定」だという

    リクライニング時のシート

  • ビジネスクラスには16インチのタッチスクリーンモニターを設置。260本の映画や230本のテレビ番組、350本の音楽が楽しめる機内エンターテイメントを提供する

    個人モニター

  • シート横にはリクライニング操作用のパネルを設置。横には読書灯と、ブラックジャックやチェスなど20種類のゲームで遊べるゲーム機も

    シート周り

  • ビジネスクラスにはAC電源ポートとUSBポートを2つずつ用意。ノイズキャンセル機能を搭載したBOSE製のヘッドセットも提供する

    シート周り

  • ビジネスクラスのアメニティ。アイマスク、靴下、耳栓、ペン、ティッシュペーパー、ヘッドセットカバー、マウスウォッシュ、歯ブラシ、歯磨き粉、化粧水、お手拭き、リップクリームが入っている。ポーチは数種類用意した

    アメニティキット

  • AAでは機内食を今年3月に刷新。 JLと共同開発した日本食を1種類提供している。今後はさらに種類を充実させる予定だ

    ビジネスクラスの機内食

  • 日本食は、牛肉のしゃぶしゃぶや真鯛の錦糸巻、海老の艶煮、からし蓮根などを用意。日本食はビジネスクラスのみの提供で、搭乗前にAAの公式ウェブサイトから事前予約できる

    ビジネスクラスの日本食