各地で輝きを放つスイスのクリスマスマーケット
ヨーロッパの冬の風物詩ともいえるクリスマスマーケット。もちろん、スイスでも各地で開催される。スイスのクリスマスマーケットを訪れるツアーは、先行するドイツやフランスのツアーほど多くは造成されていないが、スイスは国内交通の利便性をいかしたクリスマスマーケット巡りが魅力。道中は鉄道からの風景や車内での食事のなどの楽しみもある。12月1日から実施されたスイス研修旅行で体験した、クリスマスの輝きを放つスイス3都市の今の様子をフォトレポートする。
取材協力:スイス政府観光局、レイルヨーロッパ
取材:戸谷美津子
▽チューリッヒ-ヨーロッパ最大のインドアマーケット(No.1~5)
チューリッヒのクリスマスマーケットは、ヨーロッパ最大のインドアマーケット。会場となる中央駅の構内には、高さ15メートルのスワロフスキーのクリスマスツリーが、美しい輝きを放っている。
▽インターラーケン-2日間限定の冬のお祭り(No.6~10)
国際観光都市インターラーケンでは、毎年12月の第1土曜日・日曜日の2日間にマーケットが立ち、1万人が集まる。800メートルの道沿いに約200店が並び、マーケット全体が大きなお祭りのように華やいでいる。
▽モントルー-屋根付き市場でクリスマスの食を堪能(No.11~15)
フランス語圏のモントルーのマーケットには、隣国のドイツ、フランス、イタリアから約40万人の観光客が訪れる。近くには仮設のフォンデュ・レストランがオープン。冷えた体を熱々のフォンデュで温めるのも、冬ならではの旅の楽しみだ。