再開発で大きく変貌しつつある梅田駅北側(通称うめきた)の複合商業施設「グラングリーン大阪」に2024年9月6日「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」がオープンした。地元の魅力を活かし、洗練されたデザインのライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン」の日本初進出となる。
JR大阪駅から歩いて約7分、グラングリーン大阪のノースタワー1階と10階から25階に位置して全308室あり、一部客室はペットフレンドリー対応。オールデイダイニング、屋外スペースもあるバー&ラウンジ、カフェ、フィットネスセンターがあり、客室含めて館内デザインには大阪らしいモチーフがふんだんに盛り込まれている。電動自転車「キャノピーバイク」の貸し出しもあって、大阪駅周辺を楽しめる。新しい梅田の顔として存在感のあるホテルとなりそうだ。
-
うめきた公園の緑の中にいくつもの箱が重なったような外観のグラングリーン大阪ノースタワー。
-
1階のエントランスは、たこ焼き器をイメージした天井の照明が飾る。
-
11階のロビー入り口には、アートワークと体験の共有や子供の頃の喜びを思い起こすきっかけとしてシーソーを設置。
-
ふとん太皷がモチーフのロビーの後ろにはスーベニアのワゴン。あめちゃんやたこ焼きなどが絵柄にあしらわれたルームウェア(作務衣)も売られている。
-
ロビー階にある広々としたオールデイダイニング「CC:CARBON COPY(シーシー カーボンコピー)」。昔の御堂筋線天王寺駅の照明を模したライト。
-
オールデイダイニングと同フロア内にあるバー&ラウンジ「!JaJa!Bar(ジャジャバー)」は11時からオープン。
-
オールデイダイニング内には落ち着いたソファテーブル席も。天井は黒門市場のアーケード、照明は豚まんがモチーフ。
-
ロビー階から見た芝生の広がるうめきた公園サウスパーク。うめきた公園の北側や南側を望む客室も。
-
客室フロアのエレベーターホールの壁を飾る照明は、大阪メトロの路線図がモチーフ。
-
キャノピービュールーム(ツインベッド)、32㎡。大きな窓からの眺めがよい。ベッドにはキャノピー(天蓋)があり、うめきた公園のメタセコイアと千成瓢箪のパターンがある。
-
キャノピールーム、キャノピービュールームには、大阪発企業パナソニックの第一号冷蔵庫をモチーフにしたミニバーがある。
-
キャノピーコーナースイート、63㎡、定員3名。ベッドルームのコーナーウィンドウからの眺望が素晴らしい。バスタブ付き。
-
キャノピーコーナースイートには、リビングエリアがあり、ゆったりとしたソファが配され、大阪の古地図をモチーフにしたアートが壁を飾る。
-
キャノピーパノラマビュースイート、127 ㎡。最上階25階にある最上級スイート。ベッドルームにリビング、ワーキングスペース、ダイニングと簡易キッチンを備える。
-
リビングボードには、大阪発祥のふぐ料理「てっちり」のモチーフ千成瓢箪のモチーフや伝統工芸品の張り子のトラ。3分時計は大阪発祥のカップラーメンの待ち時間を測る。
-
広々したバスルームの向かいにはツインボールのベイシン。他の客室も照明の囲む楕円ミラーは明るくて使いやすく、バスタブにはゆとりがある。
-
一方のコーナーウィンドウからは緑のうめきた公園が、もう片方からはこのように淀川の雄大な光景が広がる。
-
180度全面ガラスの明るいフィットネスセンター。オレンジの天井には、漫才のかけあいの熱気にインスピレーションを得たボクシンググローブのアート。
-
9月26日には総支配人、ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区代表など関係者によるオープニングセレモニーが開催された。
-
キャノピーbyヒルトン大阪梅田の総支配人スリジャン・ヴァデラ氏は、2025年の大阪・関西万博も見据え「日本初のキャノピーbyヒルトンブランドで世界中からのゲストを迎え、地元大阪の文化と皆様を繋ぎたい」と抱負を語った。