JAL JTBらが、アドベンチャーツーリズム推進人材育成のための新たなプログラムを開講へ 9月から

  • 2024年8月7日

 日本アドベンチャーツーリズム協議会、JAL、JTBは、昨年4月に共同で創設した「アドベンチャーツーリズムアカデミー(ATA)」において、アドベンチャーツーリズム推進を目的とした新たな人材育成プログラムを9月から開講する。同プログラムを通し、地域の魅力を最大限に引き出し持続可能な観光を実現するリーダーの育成に取り組む。

 昨今、世界的な自然志向やサステナブル意識の高まりにより注目を集める一方で、認知度の向上、安全管理の強化、地域資源の持続可能な利用、行政組織の横断的な連携といった課題が残るアドべンチャーツーリズム(AT)。ATAでは、課題解決のためには、持続可能な地域づくりに貢献できるリーダーシップと技術を備えた人材を育成することが重要との考えから今回のプログラム開講に至った。

 同プログラムは13回のオンライン講座と3日間のフィールド研修で構成されており、講座はAT人材像、国際動向・海外ニーズ、地域のサステナビリティなどのテーマ毎、国内外で実績を持つ専門家が担当する。先進地域での実践的フィールドワークと組み合わせたカリキュラムで理想とするAT推進人材の輩出を目指す。