高知市に四国初進出の星野リゾートOMO(おも)ブランドとなる「OMO7高知 by 星野リゾート」(133室)が2024年6月13日にグランドオープンした。高知龍馬空港連絡バス「菜園場町」バス停より徒歩約3分、JR「高知駅」よりタクシーで約5分。路面電車ではりまや橋や高知城、ひろめ市場にもすぐだ。
リブランドに際し植栽も一新、エントランスでは木彫りの土佐犬がお出迎えする。夕刻には舞台席になるロビーの大階段には驚かされる。高知らしいおもてなし文化を「楽宴(らくえん)」と称し、よさこいを毎日開催。目の前で炎をあげる鰹の藁焼きをはじめとする高知グルメ満載のダイニング、自然の木々に囲まれたような露天風呂もある大浴場など高知滞在が満喫できる。OMOブランドらしく、毎夕の土佐のおきゃく文化講座や高知名物の日曜市ツアーも楽しく、高知の魅力を発見できる。
-
昔は物流の船が行き交った堀川のほとりに立つ22階建てで眺望が開ける。約半年の改装を経てのリブランドオープン。
-
森林の多い高知らしく、杉材の大階段が広々したロビーからそのまま続く。階段には座って寛ぐこともできる。
-
テンションあがる「街ナカ」ホテルのOMOには必ずあるご近所マップ。周辺のおすすめスポットや高知グルメの説明ボードも。
-
1階のOMOカフェ&バルには鰹節粉入りの香ばしいカツオドッグ、みょうがネードや柑橘クラフトコーラなど高知らしいメニューも。外来利用・ペット連れ可。
-
うたげスイート、52㎡、定員4名。壁には土佐犬が楽しく宴をする様が描かれ、高知の皿鉢料理のイメージから着想した丸テーブルが楽宴の雰囲気を演出。1泊1室あたり72,600円〜税込(3名利用、夕朝付)
-
うたげスイートのベッドルーム。よこいの鳴子や土佐犬などの刺繍が可愛い館内着やアメニティは、ロビーでピックアップ。
-
うたげスイートのバスルーム。大浴場も充実しているが、一部の客室ではプライベートでゆっくりと湯に浸かることもできる。
-
うたげセミスイート、38㎡、定員3名。小上がりソファで眺望を楽しみながら寛ぐことができる。1泊1室あたり53,000円〜税込(2名利用、夕朝付)
-
いちばんコンパクトなうたげクイーンルーム、19㎡、定員2名。ひとり旅にもよさそう。
-
大浴場は高知の伝統的な祝い旗であるフラフをモチーフにしたタイル絵が飾る。サウナや水風呂もある。
-
ゆったりした大浴場の露天風呂は、自然な感じの草花や木々に囲まれている。
-
フルサービスのOMO7高知。最大200名収容の宴会場も備えており、MICEや地元の宴会需要にも対応する。
-
毎夕開催の「えいとこ全部わかるがで!土佐のおきゃく講座」は、お酒を酌み交わすお座敷遊びの「べく杯」など高知のおきゃく文化を体験できて楽しい。
-
高知の郷土料理も取り入れたブッフェメニューがずらりと並ぶ「OMOダイニング」。ディナーは外来利用も可能。
-
OMOダイニングのディナーでは名物の鰹やローストビーフを目の前で豪快に藁焼きにして提供する。
-
毎晩9時から開催の「よさこい楽宴LIVE」は、よさこい普及の火付け役など高知の制作者を迎えたオリジナル。キレッキレの演舞に、観客も鳴子片手に盛り上がる。
-
高知のおきゃく文化を客室でも楽しめる「酔っちょれセット」。高知の郷土料理をアレンジしたおつまみ、日本酒 (二合瓶・2本)、べく杯、風呂敷のセットが4800円(2人前)。
-
2023年に開創1300年を迎えた由緒ある五台山 竹林寺。、四国八十八箇所の霊場の一つ。近くには県立牧野植物園がある。
-
高知ではフードホールのように飲食が集まった「ひろめ市場」や街路市が観光名物。ずらりと名産物が並ぶ日曜市では、OMOレンジャーが案内するツアーを朝2回開催。地元生産者との会話も楽しめる。
-
「OMO7高知 by 星野リゾート」の総支配人 立川久美子氏は「おきゃく文化といわれるおもてなしをよさこい踊りなどで楽しみ、大浴場の湯浴みで寛いでいただけます。市内も美味しいものが集まり、近隣には名刹の竹林寺や牧野植物園もあります。高知の魅力を多くの方に知っていただきたいと思います」と語った。