変化し続ける渋谷駅中心地区のラストピースとして桜ヶ丘地区に2023年11月30日に竣工した複合施設「渋谷サクラステージ」。そこにグローバルニーズも見すえて、2024年2月26日にオープンしたのが全126室の「ハイアット ハウス 東京 渋谷」だ。渋谷駅から歩行者デッキで繋がり徒歩約5分という立地。「暮らすように泊まる」ホテルブランドは、32㎡以上の客室に、食器・調理器具を完備したキッチンや洗濯乾燥機を備える。浴室はシャワーとバスタブが分かれてゆとりがあり、トイレは別。気軽に利用できる「Hバー」、メインダイニング、24時間営業で軽食などが購入できる「Hマーケット」なども便利。渋谷の街を見下ろす屋内プール、フィットネスセンター、屋外庭園、マルチファンクションルームなど、都心にあって充実した共用スペースは注目に値する。
-
「ハイアット ハウス 東京 渋谷」は、「渋谷サクラステージ」にある「SAKURAタワー」の1~3階と6~16階。エントランス前の「にぎわいSTAGE」のモニュメントは光の演出が華やか。
-
エントランスは3階、入ってすぐはシンプルにアートが飾られたホール。奥のエレベーターで16階ロビーへ。
-
最上階の16階がロビー。長いレセプションカウンター(総支配人画像を参照)とHバーが並び。レコードの街渋谷をイメージしたラウンジコーナーも。
-
同16階にあるマルチファンクションルームは、カーテンを開ければ外光が差し、屋上庭園の緑が美しい。
-
同階のエレベーターホール前には、ちょっとしたミーティングにも使えるスペースがある。ビジネスパーソンやノマド層にも便利。
-
ハイアットハウスに必ずある「Hマーケット」は、部屋で温めて食べられる軽食や飲み物・お菓子などちょっとしたものを揃えて24時間利用できる。
-
渋谷にあって緑を感じる広々した屋上庭園や屋内プールもこの16階にある。
-
ジャグジーも備えた15mの屋内プールからは、渋谷の街が見下ろせる。
-
プレミアムキング、53㎡は天井高もあって広々している。すべての部屋でワークトップとソファとテーブルは分かれ、キッチン、洗濯乾燥機、オーブンレンジがあるので食事を作ることも可能。
-
デラックスキング、50㎡。ソファベッドがあり広々と泊まれる。2名定員。
-
デラックスキングでは、ワークトップとベッドの間、キッチン周りもゆったりしている。
-
冷蔵庫、オーブンレンジ、IHコンロがあり、食器・調理器具、ふきんやディッシュソープなど一通り揃っている。
-
キッチンのカウンタートップは作業もしやすく、電気ケトルとエスプレッソメーカーもコンパクトにまとめられている。
-
デラックス スイート キング、85㎡。2面採光で明るく、4名用ダイニングテーブルもあり、ソファベッド周りにもゆとり。こんな部屋に住みたいと思える。
-
洗濯乾燥機は、ドイツAGE製で洗剤も用意されている。
-
バスタブとシャワースペースは別になっていて、浴室もゆとりがある。
-
一番コンパクトなタイプのキング、32㎡。10階以上はこのようにシティビューが広がる。
-
サービスアパートメントのような設備に、着心地のいいパジャマや使い捨てスリッパ、アメニティなど揃うホテルらしい備品がうれしい。
-
16階のメインダイニングは、モダンジャパニーズ フレンチ。朝は和洋食のビュッフェスタイル。
-
ハイアット ハウス 東京 渋谷総支配人の矢野花恵氏は「短期・長期滞在共にフィットする設備を客室内に揃え『渋谷で暮らすように泊まる』ことができる施設になっております。街を見下ろす屋内プールなどのリフレッシュ空間も備え、充実したご滞在が可能です」と語った。