東京メトロ銀座線京橋駅から徒歩1分。2023年11月30日に開業した「lyf (ライフ)銀座東京」は、シンガポール拠点のThe Ascott Limited による新しいコミュニティの形を提供するホテルブランド。福岡・天神に続く2拠点目となる。宿泊者以外も活用できるシェアスペースなど仕事や交流の場もあってコミュニティの輪が広がる。
lyfは「Live Your Freedom(あなたらしく自由に生きる)」に由来しており、スタッフはlyf Guard(lyf ガード)、支配人は lyf Champion(lyf チャンピオン) 、フロントは「SAY HI ! ( セイ ハイ)」、コワーキングラウンジは「CONNECT(コネクト)」など独特だ。8タイプ140室は13〜25㎡とコンパクトながらオープンなクローゼットやベイシンでゆとりがある。館内にはアーティストのイラストレーションによる銀座が表現されてワクワクする気持ちにさせてくれる。
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デザインが印象的な1階にあるcafé & bar「 REFUEL⁺ (リフュール⁺)」から2階にあるフロント「SAY HI !」への階段。
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楽しいイラストに彩られたエレベーター。真ん中に置かれたトランクは引き出しになっており、客室に持っていくアメニティが納められている。
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CONNECT 以外にも ソーシャルキッチン「BOND」、ランドリールーム「WASH & HANG」、ジム「BURN」、 Café & Bar「REFUEL⁺」 などソーシャルススペースが充実。
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広々したCONNECT はいくつかのコーナーに分かれ、ワーキングのほかコミュニティの場になることも。オレンジは東京メトロ銀座線のカラーを模している。
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左に置かれているのはシャンデリアアーティストのキム・ソンへ氏の作品。開業セレモニーではテープカットの代わりに作品に点灯をした。
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CONNECTの床には、散策の楽しい銀座を自転車で回るイメージのイラスト。席にはコンセントなどあり工夫されている。
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同CONNECT内、オンラインミーティングがしやすい半個室のようなスペース。仕切りと個別デスクがあるだけで落ち着く。
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同CONNECT内、可動性もあって楽しいインテリア。グループで集まるのにもいい。
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ソーシャルキッチン「BOND(ボンド)」 には、什器もひと通りある。ウォーターディスペンサーも。部屋はコンパクトな一方、共用スペースは充実している。
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ジム「BURN(バーン)」 にはドアがなく、開放的。ミット打ちマシーンもあって汗を流せる。
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ランドリールーム「WASH & HANG(ウォッシュ&ハング)」 は、銀座の象徴の一つだった中銀カプセルタワービルのアートが飾る。
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フロント「SAY HI !」の横のlyf Guardの紹介ボード。PROS(長所)とCONS(短所)も書かれていて話のきっかけにも。全員日・英2ヶ国語以上話せる。
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エレベーターホールほか館内のグラフィックにはジャンルやカテゴリーで分けることのできない生き物が描かれ、lyf のコアとなる多様性を表現している。
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ワンオブアカインド(スタジオダブル)、13㎡。ベッド下にスーツケースを収納。浴衣&スリッパあり。イラストに囲まれ楽しい雰囲気。客室料金17,360円〜(税サ別)。
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同、デスクの上。緑茶のみ用意。水はBONDのウォーターサーバーからボトルに汲んで使用する方式。
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同、カラフルなタイルでデザインされたベイシン周り。
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トゥーオブアカインド(2ベッドルーム)、25㎡は3名定員。このタイプは1室のみで、空きの出ない人気。客室料金23,360円〜。
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一階のカフェの前を飾るアートウォールは、オープニングのイベントとしてアーティストJAY SHOGO氏がライブペインティング。
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café & bar 「REFUEL⁺」で提供される宿泊者専用の朝食セットは、卵料理やハム・ソーセージ、パンが選べて1,500円(税込)。
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「lyf銀座東京」Cluster lyf Champion (lyf統括総支配人)の井上 絵梨氏は「新しい人との出会えるコミュンティの場となるように、4月からイベントなども開始予定。国内外からさまざまなゲストをお迎えするのが楽しみです」と語る。