西武新宿駅から徒歩1分の超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」に誕生した2つのホテル。2つ目に紹介するのは、20〜38階に位置するライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」。ここで、タワー内のライブホール、劇場、映画館をはじめとするエンターテインメント施設での体験の余韻に浸るもよし、歌舞伎町のまちを遊びつくすための拠点とするもよし。客室には、新宿TOKYU MILANOが開業した1950年代のミッドセンチュリーモダンスタイルに現代的なアレンジを加えている。3名のアーティストによるアートルームは、アート作品の中で過ごすような体験ができそう。スタイリッシュなダイニング&バーにはジェラートスタンドがあり、テラスやパーティールームも。デザイン性の高いホテルでの滞在そのものがエンターテインメントになりそうな楽しさに満ちている。
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高さ255mの「東急歌舞伎町タワー」。西武新宿駅前通りを1本入った正面エントランスにはステージにもなる階段とエスカレーターに大型ディスプレイ。
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エスカレーターで東急歌舞伎町タワーに入るとこんなエンターテインメントフードホールに直結。一気に別世界だ。ホテルエントランスは逆側1階に。
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18 階、フロントの後ろの壁には、かつての新宿・歌舞伎町の写真や街角を飾るサイン、新宿ミラノ座での上映映画などが組み込まれている。
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レセプションには、非対面型のセルフチェックイン機も設置。
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客室への案内や備品のデリバリーには、こんなロボットも活躍。
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客室数全538室、21〜61㎡まで17タイプ。これはPremier Suite King、61㎡。全面のガラス窓からは都心一望。手前にダイニングも。
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カラフルなフロア、アールのある木のデスクや金属ワイヤーの椅子などミッドセンチュリーな雰囲気。
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ベイシンコーナーに「新宿但馬屋珈琲店」とのコラボのドリップコーヒーなどティーセットなども一緒に。バスはレインシャワー付きシャワーのみ。
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ルームメイキングの札は、LPレコード型。テンターテインメントを意識したライフスタイルホテルらしい遊び心が楽しい。
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アーティストによるアートルーム。30〜32階、各44㎡、鷲尾友公氏によるアーティストのスタジオイメージした客室。
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33〜35階、各44㎡、開発好明氏による3室はそれぞれコンセプトが異なる。これは「GROOVE (音楽)」というホテル名にちなんだ客室。
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壁一面に並ぶカセットテープには、音楽だけでなくアーティストが採取したまちの音や懐かしいプレイリストがいっぱいで、実際に聞くことができる。
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この客室はレインシャワー付きで洗い場のあるバスルーム。
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33〜35階、各44㎡、玉山拓郎氏による客室は、床に対して90度でインテリアがディスプレイされ、壁を床のようにも錯覚する不思議な空間が体験できる。
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17階にあるホテル直営のダイニング&バー「JAM17 DINING & BAR」は132席。スタイリッシュなまちの社交場がコンセプト。
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ライブ感のあるオープンキッチンで、石窯を使ったグリル料理がシグニチャー。シェアスタイルでも楽しめるメニューも多数ある。
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JAM17のバーは18階まで吹き抜け。ソファ、街灯そしてバッグなど実際に使われていた家具や日常品を使って新宿を表現した西野達氏によるアートが印象的。
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JAM17のジェラートスタンド。新宿を眺めながらフルーツなどフレッシュな素材を使ったジェラートを楽しむのもいい。
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JAM17 のルーフトップテラスには、巨大ビジョンやバーカウンターも。パーティールームも隣接していてイベントなどの開催にも便利。
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HOTEL GROOVE SHINJUKUの総支配人西川克志氏は、「東急歌舞伎町タワー」の2つのホテルの総支配人を兼任し、「エンターテイメントシティ歌舞伎町のイメージを牽引するホテルを目指す」と語った。