2023年4月に誕生した新宿・歌舞伎町の超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」。西武新宿駅から徒歩1分。その他徒歩7分のJR新宿駅含む8路線が徒歩8分以内で、羽田・成田空港への直行バスも運行している。2つのホテル、映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設からなり、来館者数は開業から1ヶ月で100万人を突破した。1つのタワー内でラグジュアリーホテルとライフスタイルホテルという2ブランドを展開し、共にパン パシフィック ホテルズ グループ(PPHG)とソフトブランド契約を締結。多様性のある新宿で、インバウンドや富裕層も含めて幅広く需要を獲得していこうという東急ホテルズ&リゾーツの挑戦だ。2つのホテルをそれぞれ写真から紐解いていく。まずは、39階から47階に位置する97室のラグジュアリーホテル「BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel(以下BELLUSTAR TOKYO)」。
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地下5階、地上48階、高さ225mの「東急歌舞伎町タワー」。外観のモチーフは、歌舞伎町にかつて川が流れ、水とゆかりのあることから噴水。
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18階の「BELLUSTAR TOKYO」のロビーにある沢村澄子氏の大作「いろは歌」。タワー全体で全26組の作家のアートが2つのホテルを飾る。
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「BELLUSTAR TOKYO」のレセプション。シックなモノトーン。西陣織の張り地を用いた上質なソファが落ち着く。
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Studio Premier、51〜55㎡。客室の入り口から邸宅に招かれたようなプライベート感、全面窓からは都心の絶景。
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折り上げ天井には間接照明、デイベッドにチェアとテーブルと寛げる室内。壁には新城大地郎氏の書が飾られている。
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カーテンや照明のコントローラーはベッドサイドにまとめられ、クラシックな目覚まし時計にこだわりが感じられる。
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アメニティは、ビャクダンやクロモジ、マツなどをブレンドしたオリジナルの香り。小分けボトルは回収して充填し再利用する。
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高級感のあるバスルームはゆったりしたバスタブがあり、シャワールームは別。
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Junior Corner Suite King、59 ㎡はリビングスペースが寛げる。
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角部屋にあり、都心一望の絶景のビューバスに時間を忘れそう。
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45階から47階は、天と花鳥風月の名を持つ5室のペントハウス。「tori 鳥」は186 ㎡のメゾネット。驚きの開放感の リビングとベッドルームのフロアが異なる。
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「tori 鳥」は、吹き抜けのリビングルームからダイニングキッチンまでがワンフロア。壁一面の窓に面している。
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ペントハウスには、こんな専用ラウンジがあり、ドリンクやスイーツが置かれている。
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「tsuki 月」、159㎡。広々したベッドルームは、窓が東に面していて朝日を望める。
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「tsuki 月」のリビングルームにはカウンター式のアイランドキッチンもある。ペントハウスの客室はどこか天空の住まいのような感覚がある。
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全面ガラスの壁の向こうには新宿の絶景が広がる45階「Restaurant Bellustar」。日本各地の素材を活かしたモダンフレンチ。他に寿司と鉄板焼店、そしてバーがある。
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この日のメニューのメインの肉料理は青森県新郷村の鴨をい草と稲わらでスモーク。香ばしい香りが広がる一品。
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朝食は、ダイニングは洋食でメインをチョイス、インルームダイニングでは和食も可能。朝から品数と豪華さに驚かされる。6,325円(税サ込)
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「SPA sunya」は、最上階にあるまさに天空のスパ。店名もサンスクリット語での空を意味する「sunya(スーニャ)」。
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BELLUSTAR TOKYOの総支配人西川克志氏は、「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」の総支配人でもある。2つのホテルで国内外の顧客獲得を目指す。