2023年6月14日に国内5軒目の「シタディーン」ブランドとしてみなとみらい線日本大通り駅直結の立地に開業した「シタディーンハーバーフロント横浜」。
フランス語で「その街に住む人々」を意味する「シタディーン」らしく、約23〜93㎡の全242室のうち135室には什器を含むキッチン付き(さらにうち50室には洗濯乾燥機付き、ペットフレンドリープランも)。キッチンやテラスのあるサービスラウンジ、会議室、フィットネスもある。ブランドシグニチャーの一つはコーヒーを通してのコミュニケーション。朝食会場でもある1階の老舗喫茶店「珈琲館」のコーヒーを部屋やラウンジなどで楽しめる。もう一つの「activ∞」は、街を巡り歩くヒントやジョギングコースなどのサポート、料理教室ほかのイベントを通して「暮らす、働く、遊ぶ」を提供していく。
取材:小野アムスデン道子
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レンガの壁にミラー・シャンデリアが横浜らしいヴィンテージ感を醸すフロント。ホテルのデザインコンセプトは「Heritage Port」。
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エントランスを入ってすぐのロビー・ラウンジも同様にシックなインテリア。チェックインタイムの15〜17時には無料でコーヒーをサービス。
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プレミア ツイン、28㎡は窓際のソファがベッドにもなり3名まで。キッチン付きで17,000円〜。客室タイプは11。ポットはバラミューダ。
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宿泊したプレミア ツインはハーバー側で、大さん橋や横浜ベイブリッジを望む素晴らしい眺望。
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プレミアツインのキッチン。IHコンロが2つ。蛇口に左右のハンドルがあり、左は浄水器の水栓でいつでもきれいな水が飲めて便利。
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デスクは幅にゆとりがあって、仕事をするのにもありがたい。コンセントのほかUSB充電も。海外の電気機器用に変換プラグも用意されていた。
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プレミアダブル、36㎡、クイーンサイズベッド、ソファベッドで3名まで。キッチン付きのリビングエリアもあり。中長期滞在にも向く。17,000円〜。
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ランドリーコーナーもホテル内にあるが、プレミアダブルの客室には、キッチンに洗濯乾燥機もビルトイン。
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1ベッドルームエグゼクティブ、55㎡、リビングとダイニングがあってゆったりと過ごせる。エキストラベッドを入れて3名まで宿泊可。28,000円〜。
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2ベッドルーム、94㎡、主寝室にはクイーンサイズベッド。ベッドサイドにはテーブルセットがある。61,000円〜。
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もう一つのベッドルームには、シングルベッドが2台入る。定員は4名だが追加料金で5名まで宿泊が可能。家族や友人との滞在に。
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カウンターのあるキッチン、エキストラベッドにもなるデイベッドソファにダイニングセットもある。
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バスルームには、ゆったりしたハンドシャワー付きバスタブがある。トイレは独立。洗濯乾燥機もある。
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レジデンスラウンジには、キッチンや大テーブルがあって、料理を作ることも。コンセントなどが整ったカウンターもあり、思い思いに過ごせる。
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「activ∞」の一つ。レジデンスラウンジでのレジデンツプログラム。パン発祥の地とも言われる横浜らしくパン教室を開催(1人1500円税込み)
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レジデンスラウンジには、ウッドデッキの広々したテラスもありくつろげる。
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レジデンスラウンジの階には、多目的に使える会議室が2つ(使用は有料)、フィットネスルームもある
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アメニティは、環境に配慮した竹製品。木製のルームキーの裏にはキーレスエントリーのためのQRコードも。
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宿泊者限定の朝食を階に入る老舗喫茶店「珈琲館」で提供。メインの料理を5種類の中から選べて、サラダやシリアル、フルーツ、ヨーグルトなどハーフビュッフェも。
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シタディーンハーバーフロント横浜支配人竹川真史氏は「イベントなども充実させて、宿泊の場だけではなく、暮らす、働く、遊ぶ場として街と人を繋ぐ新たなホテルスタイルを作りたい」と語る。