空港ラウンジの運営やプライベートジェット・チャーター機の運行支援などを展開するアイ・エー・エス・エスは7月12日、成田空港の制限エリア内に2つのクレジットカード上級会員向けの新ラウンジ「I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE」を開業した(関連記事)。同社にとって国内初の制限エリア内のラウンジは、第1ターミナル3階の「希和-NOA-」、第2旅客ターミナル4階の「虚空 -KoCoo-」の2ヶ所。両ラウンジともメインターゲットは海外乗継客とし、アジア圏の客が多くなる見通しだ。今回は前日の7月11日に開催されたメディア・関係者向け事前見学会から、内装から食事まで日本文化にこだわったというラウンジの様子をフォトニュースで紹介する。
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第1ターミナル3階「希和-NOA-」の入口は純和風の引き戸
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入ると魔よけの「守り神」として神の化身と言われるゴジラの姿が
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全54席の「希和」は白無垢と神社の御社殿をイメージ
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開放感のあるラウンジはのんびりくつろげる。独自WiFiもあるので便利
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小上がりの横には神社にちなんで白い玉石も
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食事は日本食のみ。希和では7時30分~10時までの朝食を展示していた
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蕎麦をゆがくためのホットプレートを用意。トッピングも自由自在
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焼きおにぎりは自分で温められる。こうしたちょっとした遊び心が嬉しい
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味噌汁専用サーバーも。なお、全メニューには材料などの解説がつく予定
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航空便の出発を知らせる案内板は神社の鳥居をかたどった
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第2旅客ターミナル4階の「虚空 -KoCoo-」のエントランス。シックな雰囲気だ
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サブテーマは「アニメ・漫画」で、随所にアートが飾られているのが特徴的
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入り口のすぐ左に『ワンピース』を発見
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食事を提供するスペースの向かい側には宮崎アニメの絵コンテ風アートとポスター
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「希和」と対極の黒を使用したシックなラウンジは全59席。土台は御影石をイメージ
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両ラウンジとも席の周囲にコンセントやUSB-Cの差込口を用意
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ジュークボックスはアニメや昭和の懐メロを50円で1曲、100円で3曲選べる
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虚空では10時以降に供される昼食メニューを展示。焼きそばやカレーなどがあった
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ワインなどのお酒も日本産にこだわった。おつまみはナッツと千葉県にちなんで落花生
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成田空港ラウンジ初の「コスタコーヒー」。ホットチョコレートも選べる