2023年4月25日に九州初進出となる星野リゾートのOMOブランド「OMO5熊本」が開業した。熊本空港からリムジンバス、JR熊本駅から路面電車1本の停留所「通町筋」下車徒歩約1分。熊本城にも徒歩約4分。商店街が真横とまさに街の中心地に立つ。元熊本パルコを建て替えた複合施設内の3~11階を占めており、地下1階~地上2階にはパルコの新業態商業施設「HAB@」が入る。全160室で、なかには最大6名定員で2つの寝室とキッチンに洗濯乾燥機を備えた客室や円卓をイメージしてベッドの間にテーブルを配置した客室など、いろいろなスタイルで滞在を楽しめる。OMOブランドの真骨頂であるガイドツアーなどアクティビティも楽しい。熊本城を望めるテラスやカフェはパブリックにもオープンで賑わっている。
取材:小野アムスデン道子
-
目の前は市電B系統が行き交う通り。すぐそばと向かい側にもアーケードの入り口、熊本市現代美術館が入るビルも目の前。
-
3階にはフロント、街歩きに便利なGo-KINJO MAPがあるOMOベースやカフェ、「凸凹テラス」とパブリックにオープンしている。
-
「凸凹テラス」から望む熊本城。戸外で低座のスペースもあってくつろげる。
-
OMOベースには、地元のアーティストの作品を展示。このオブジェは熊本のいぐさで創られている。
-
歯ブラシなどが置かれたアメニティバーと部屋着は有料でレンタルできる。
-
3階には宿泊者専用の手荷物ロッカーやコインランドリー、自販機、ウォーターサーバもある
-
やぐらルーム(4名定員)、22〜29㎡。畳張りの客室でヒノキ材を使ったやぐらは上段がベッドスペース、下段はリビングスペース。
-
やぐらルームのリビングスペースにはソファベッド。OMO5熊本のオリジナルカップでほっと一息。
-
全室にゆったりとくつろげるサイズのバスタブ付き。
-
えんたくルーム(2名定員)、22㎡。2つのベッドの間にある円卓をイメージしたテーブルが便利。
-
テーブルとしてのほか、こんな風にデスクとしても使える高さ。寝るときには間仕切りとしてほどよい距離感が保てる。
-
OMOハウス(6名定員)、49㎡。寝室は2カ所に分かれていて、2段ベッド以外にもう1つ寝室がある。
-
OMOハウスのもう一つの寝室はこんな感じ。落ち着いた雰囲気でゆっくりと休めそう。
-
バスルームはツインボール。ドラム式の洗濯乾燥機がある。
-
「城下マチさるく」というアクティビティ。「さるく」は熊本弁で歩く。OMOレンジャーに案内されての街歩きが楽しい。
-
熊本のアーケードには歴史のある書店が多い。この金龍堂まるぶん店も102周年。店内にはアイコンの河童像が鎮座。
-
100件以上バーがある熊本。夕方のアクティビティ「くまもとGo-KINJO BAR」では、スタッフが、手作りのバー診断やおすすめドリンクの試飲を提供。
-
OMOカフェのカラフルな季節のオリジナルドリンク。左から苺とトマトのスムージー、デコポン×®スパイスエード、ばんかん緑茶ソーダ。
-
朝は3階のOMOカフェで。左)ホワイトシチューのキューブトースト れんこんマスタードなどふりふりサラダとスープ&ドリンクで1,250円(税込)
-
OMO5熊本 by 星野リゾート総支配人の磯部竜氏は「アーケードも賑わって活気がある街。熊本城だけではなく泊まってこそわかる城下町の魅力を伝えたい」と語る。