大阪のミナミ。グリコのサインで有名な道頓堀からすぐ大阪メトロなんば駅から徒歩4分、心斎橋から徒歩5分で御堂筋に面して立つという好立地に2022年12月1日に開業した「東急ステイ メルキュール 大阪なんば 」(全288室)。中長期滞在もできるホテルとして実績のある”東急ステイ”とフランスのアコーホテルズのブランド”メルキュール”によるダブルブランドホテルだ。吹き抜けのレセプションを飾るグリーンポッドウォールやロビーのインテリア、無機質な客室空間などフランスのホテルブランドらしいデザイン性の高さが目を引く一方、ミニキッチンやランドリーなどのある中長期滞在向きの客室を備えたところは東急ステイらしい。急増するインバウンド需要も睨んで存在感を放つ。
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取材:小野アムスデン道子
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メインの大通りである御堂筋と飲食店が並ぶ新戎橋筋の両側にエントランスがある。
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吹き抜けのロビー。一面のグリーンポッドウォールにはLEDが内蔵されており、夜は異なる雰囲気ある空間に。
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ギャラリーのようにコンテンポラリーなアートが飾るエレベーターホール。各客室表示も本を象ってお洒落。
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上層階のLiving typeは電子レンジと洗濯乾燥機、冷蔵庫、ミニキッチンを完備して長期滞在にも対応。これはスーペリアクイーンリビング、25㎡。
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このように電子レンジと冷蔵庫、バルミューダのケトルが収まっている。買ってきたものを温めたり離乳食の用意にも便利。
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簡単なコンロと鍋、まな板のナイフなども用意されていて、ちょっとした調理もできる。
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ドアに隠されて洗濯乾燥機も収まっている。洗濯洗剤も用意されている。
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プリビレッジファミリー、41㎡は壁際に2台ベッドを足して4名まで宿泊が可能。
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家具は、ヨーロッパでデザインを起こして、オリジナルに作っている。リビングテーブル&チェアも個性的。
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プレミアムツイン、37㎡は、テラスから大阪なんばを一望できる特別室で3室のみ。
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昼もプレミアムツインのテラスからは眺望が広がって心地よい。
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明るい外光の入るバスルームのある客室も。バスアメニティは、アロマの香りがよいイギリスの「エレメンタルハーボロジー」。
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デュープレックススイート、54㎡はメゾネットタイプで1室のみ。吹き抜けの窓からの夜景が楽しめ、ビューバスも備える。
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オールデイダイニング「CENTRE M(サントル エム)」。朝食ビュッフェは焼きたてパンにひとひねりある和洋食の料理が並び充実。
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CENTRE Mには、こんなゆったりしたソファのコーナーもある。全日ウォークインも利用可能で、アフタヌーンティーも提供している。
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1階入ってすぐの「SHOP M」は、カフェ&売店。焼き立てパンやクッキーにドリンクのほか、クラフトビールも多数置いていてカウンターで楽しめる。
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2階にはこんな遊び心のあるプレイラウンジも。ビリヤードは無料で利用可能。
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2階にあるスタイリッシュなジムは、キーエントリーで24時間利用可能。
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中2階の吹き抜けで明るいコワーキングスペース。コンセントも備える。インスタ映えするインテリア。
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東急ステイ メルキュール 大阪なんば 総支配人の荒木昌志氏は「なんばは、気軽に大阪らしさを満喫できるところ。海外に知られるホテルブランドですが、女性など多くの方に来ていただきたい」と意気込みを語る。