【2022年開業ホテル】来年のG7を控え中四国へ初進出、22階建て420室で大型MICE対応のホールも「ヒルトン広島」

  • 2022年10月13日

 広島駅から車で約10分、ユネスコ世界遺産の原爆ドームにもほど近い立地に「ヒルトン広島」が開業した。もみじのモチーフを使ったモダンで上質感のある客室はスイート16室を含む420室。松の装木が目を引くロビーラウンジはグレードを感じる。

 地元食材を生かした多彩なビュフェが人気のオールデイダイニングのほか、寿司・鉄板焼き・懐石料理を展開する日本料理店にバー&ラウンジも。地域初のスパ・バイ・ロクシタンや20メートルのプールにフィットネスと施設も充実している。婚礼向けにチャペルがあり、また1000人以上収容可能なイベントホールを含む19の会議室の設備も高レベルでMICEの誘致にも注力する。

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取材:小野アムスデン道子

  • 地上22階の高層階と低層階が組み合わさって、重厚感もある外観。右端にはタワーパーキングがあり、175台の駐車を確保

    外観

  • エントランスからロビーにかけて2つの松の装木、フロントのパネルは瀬戸内のイメージ。グローバルな感じの中にも日本や広島のモチーフ

    エントランス

  • ランチのビュッフェには、約50種類のインターナショナルな料理が並ぶ。ピザ&パスタなど3種のライブステーションにスイーツも

    ランチビュッフェ

  • 朝食のビュッフェもバラエティに富み、オムレツのほか焼き魚も目の前で仕上げて提供。点心やお粥、ペストリー類も充実

    朝食ビュッフェ

  • エグゼクティブツインは35平米。19階から22階の高層階からの景観を望むエグゼクティブルームは、エグゼクティブラウンジの利用が可能

    エグゼクティブツイン

  • デラックススイートは86~93平米。ベッドルームとソファーとワークエリアのある広々したリビング、それぞれに大型テレビ

    デラックススイート

  • 眺望広がる優雅なビューバスにツインボールのゆとりあるデラックススイートのバスルーム

    デラックススイート

  • プレミアムスイートは127平米のリビング。コーナーに開けた窓からは比治山や黄金山、瀬戸の海も

    プレミアムスイート

  • プレミアムスイートのバスルーム。ツインボール、ツインシャワールーム、ベッドルーム越しのビューバスはブラインドを下ろせる

    プレミアムスイート

  • 22階のエグゼクティブラウンジからの眺望。はるか茶臼山や武田山の山並みが美しい。瀬戸内を望む窓も

    エグゼクティブラウンジからの眺望

  • エグゼクティブラウンジではアフタヌーンティーのほかイブニングカクテルではこんなトルネードビールのサービスも

    エグゼクティブラウンジ

  • 海の向こうに宮島の赤い鳥居を想起させる美しいデザインの20メートルのプール。ジャグジーとサウナも備える

    プール

  • 高品質なプロダクツが世界的人気のスパ・バイ・ロクシタンが中四国で初登場。オールハンドでの贅沢な施術

    スパ

  • 80名まで列席が可能なチャペルは、奥には自然光が射し、広島の峡谷・三段峡の情景から想起したデザイン

    チャペル

  • ボールルーム「太田川」はこれでもまだ3分の1の大きさ。最大で1270平米、立食で1040名収容が可能

    ボールルーム

  • LEDビジョンにプロジェクションマッピングも駆使できる設備はインパクトがある

    ボールルーム

  • 日本料理「泉水」ではミシュラン2つ星シェフ高木一雄氏監修の懐石料理は味も器も見事。ほかに鉄板焼きと寿司のコーナーも

    レストラン

  • 日本料理「泉水」の最後は鯛御飯。目の前で仕上げに柚子を削りかける

    レストラン

  • バー&ラウンジZATTAは、午後にはアフタヌーンティー、夜のバーはレモンなど瀬戸内の素材を使ったカクテルも

    バー&ラウンジ

  • ヒルトン広島総支配人のサミュエル・ピーター氏は「中四国に今までなかったグレードのグローバルなホテル。広島は2023年G7も控え、大阪や福岡への足回りもいい、とてもポテンシャルを感じています」と語る

    総支配人