メキシコ メキシコシティ近郊、新空港「Aeropuerto Internacional Felipe Angeles(AIFA)」視察レポート
2022年3月21日に開港した新空港「Aeropuerto Internacional Felipe Angeles」(以下 AIFA)を視察してまいりましたので、最新情報をご報告いたします。
■ AIFAへのアクセス
AIFAは、メキシコシティ中心部から混雑さえなければ1時間弱の距離にあります。
まだすべての工事は終了しておりませんが、民間機の発着は2022年3月21日より開始されています。
現時点では、空港を大きく回り込む形で旅客用のターミナルまで来ることになります。
自家用車、タクシー、もしくはMexibusなどでの方法でのみアクセスが可能となっています。
Tren Subrubano、高速道路や専用道路が開通すれば、市内までのアクセスは改善されることでしょう。
■ AIFAの印象について
AIFAのターミナルは新しく作られている建物なので、モダンで大きく、空間をうまく利用した建物に感じました。建物内のお店はまだ開店しておらず、旅客量の増加・利用者の増加とともに少しずつ開店されるという印象です。
現時点では国際線のフライトはなく、国内線のみの利用されていました。
視察日の国内線の到着ロビーには、メキシコシティ市内への交通手段などを確認する旅客が多いように感じました。現時点では駐車場は無料で利用できるようになっています。
出発ロビーも非常に洗練されている印象を受けました。Fカウンターまであるようでしたが、視察日に稼働していたのはCカウンターまででした。
出発ロビーの外に出ると大きなPLAZAがあり、インスタ映えするモニュメントやこれからお店なども増えてくるという感じでした。ホテルの建設も進んでおり、さらにAIFAが発展し利用しやすくなるという印象を受けました。
また、AIFA建設時、建設現場から約60頭のマンモスの骨が発掘されたことでも知られています。
発掘されたマンモスの骨を展示する「マンモス博物館」が新たに建設され、見ごたえも十分で今後の新しい観光スポットにもなりそうです。ぜひ、週末や夏休みにマンモス博物館へ訪れてみてはいかがでしょうか。
★ メキシコ新空港 Aeropuerto Internacional Felipe Angeles(AIFA)の最新動画を
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