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【ベトナム現地レポート】3月15日から開国、コスプレイベントが流行-VRイベントも

  • 2022年3月30日

 「アンコムチュア!?(皆さんご飯食べましたかー!?)」ベトナムでの挨拶はこれです。「今日はどこどこでこんなものを食べて・・」と正直に答えなくて構いません。「ローイ(食べたよ)」、「チューア(まだだよ)」という程度の返答で充分です。昨年の夏頃はスーパーロックダウンに陥り、一歩も外出できなくなっていたので、「アンコムチュア」と聞くことも聞かれることも叶いませんでした。美味しいベトナム料理を食べることもできず、挨拶すらできない、これは非常に過酷でしたが、今はレストランも通常通り営業し、コロナ前と変わらない活気も戻ってきました。

町の中心地グエンフエ通り。夜の人民委員会とビンコムセンター(左)とビテクスコファイナンシャルタワーとサンワタワー(右)

 未だオミクロンが蔓延はしておりますが、そろそろピークアウトを迎えたのではと囁かれてます。ウィズコロナを決め、街が元気に動いているベトナム、特にホーチミンの現状を在住14年のS.M.I.トラベルの大寺孝之がお届けしたいと思います!

ベトナムへの入国条件やワクチン接種状況

 3月15日から開国したベトナムですが、新しい入国ガイドラインは次の通りです。

ベトナムの入国条件

 日本を含む13ヵ国がビザ免除(15日間の滞在可)。ベトナム政府発出「査証免除措置について(3月15日付発行・No.2.32NQ-CP_VN)によれば、ビザ免除制度は2025年3月14日までの3年間で、それ以降は未定ですが延長の可能性があります。

陰性証明書

 出発前72時間以内にPCR検査、または出発前24時間以内に抗原クイック検査を受け、認定された機関により発行された陰性証明書を所持することになっています。尚、PCRはRT-PCR、又はRT-LAMP法のいずれか、また2歳未満の子供はPCRや抗原クイック検査をおこなう必要はなく、家族と共に行動することが可能です。

 出国前に陰性証明書を用意していなくとも入国はできます。ただし入国後24時間以内にPCR検査又は抗原クイック検査を受け申告する必要が生じるため、出国前に陰性証明をご用意されることをお勧めいたします。

医療申告

 入国24時間以内に専用サイトから医療申告しQRコードを保管します。入国後は医療申告アプリ「PC-COVID」をインストールする必要があります。ベトナムの電話番号がなくとも、メールアドレスでインストールできるようになりました。保健省発出「入国者に対するCovid-19感染予防について(3月15日付発行・No.4.1265_BYT-DP_VN)によると、3月19日現在ではiPhoneだけですが、近日中にAndroidでも同様の対応となるそうです。

 入国後に感染の疑いがある症状が出た場合は、すぐに医療機関に通知し指示を仰がなければなりません。ただしこれまで必要とされていた許可証のほか、ワクチン接種2回証明書やコロナ対応保険も不要です。PCRや抗原検査は必要ですが、ほぼコロナ前と同様の条件で入国することができるようになりました。実際に入国された方のお話でも、日本の空港で陰性証明を呈示し、ベトナムの空港ではQRコードの確認を求められただけだったとのことですので、煩わしさなく入国することができます。

ワクチン接種状況

 2022年3月19日現在、2回接種者は80%に達しており、ブースター接種者は44%となっています。