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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク、「新型コロナウイルス」の影響‐続報 (1/11の状況)

  • 2022年1月12日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島、グリーンランド及びデンマークの状況をお知らせいたします。

日本の厚生労働省・各自治体が発行する「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」(和英)は、アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク入国時に有効であることを確認済みです。

また、日本で受診・発行のPCR陰性証明書は、アイスランド及びフェロー諸島にて有効です。

欧州乗り継ぎ地も含め、各国の検疫要件については、必ず渡航前にご利用の航空会社や各国大使館にご確認ください。

■ アイスランドの状況

◎ 日本からの旅行者の出入国時の検疫要件

オミクロン拡大後も日本からの渡航者の入国時の検疫要件に変更はありません。

なお、現在の国境の施策は2月28日まで有効です。

一方、2021年12月12日 午前0時以降は、日本帰国時3日間政府指定施設での隔離が要件となっております。

2回目の接種から14日以上経過した「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」、

日本出発前72時間以内に日本で受診・取得した「PCR検査陰性証明書」及び日本出発前72時間以内に以下のURLから事前登録してバーコードを準備しアイスランド行き航空便の搭乗手続き時、及びケフラビク空港到着時に提示することで入国が可能となり、旅行者は空港到着時のPCR検査は不要です。

但し、7日以上滞在する業務渡航者は、空港到着時にPCR検査が必要です。その場合、ケフラビク空港到着後、鼻と喉で検体を取る無料のPCR検査を受け、約8時間後SMSで結果の通知を受け取ります。

→ 事前登録フォーム(visit.covid.is: Registration)

 https://visit.covid.is/registration/

出国の搭乗手続き時は、事前に予約を取った上で出発の72時間前以内にレイキャヴィクにてPCR検査を受けます(有料、7,000 ISK)。その結果が約8時間後~最長36時間以内に出るので、その陰性結果を踏まえ、原則、日本の厚生労働省指定の陰性証明書を作成(有料、5,895 ISK)~受領後に空港での手続き時に提示しアイスランドを出発する必要があります。なお、アイスランドで発行される陰性証明書も必要要件を満たしているため、日本帰国時の検疫をクリアできることは確認済みです。

出国前のPCR検査で陽性となった場合には隔離施設で療養後、PCR陰性証明書を取得し上記手順に従い出国が可能となります。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況

オミクロン株は感染してもさほど重篤化しないこと、短期間で感染力が落ちること、医療従事者やエッセンシャルワーカーの人材確保のために、感染しても無症状であれば7日で隔離解除が可能となりました。

新規陽性者数は国内検査で1,191名、入国時PCR検査を受けた人の中での陽性者は41名、現在隔離中の感染者10,326名。入院者は41名、うち集中治療室に入っている人は7名、死亡者数累計は43名です。

感染の疑いのある国内の自主隔離者数は9,732名、入国者で744名感染者累計は41,323名です。

12歳以上の国民の約91%が2回目のワクチン接種を完了、ヤンセンの2回目接種を含める全国民の56.9%が3回目のブースター接種を完了しております。

来週から5~11歳のワクチン接種が始まります。

また、3回目の接種完了者の検疫条件が緩和されております。

チーフ疫学者が現在が感染のほぼピークだとコメントしておりますが、現在の規制は2月02日まで継続されます。

オミクロン感染拡大に伴い4回目の緊急事態宣言が発令されました。

■ フェロー諸島の状況

◎ 出入国時の検疫要件

2020年7月以来、日本から入国&旅行が可能となっております。2021年4月01日以降は、2回目のワクチン接種後8日を経過すれば、空港到着時「ワクチン接種証明書」及び「入国前2日以内に受けたPCR検査陰性証明書」を提出し、空港でPCR検査を受ければ即旅行が可能となります。

機内・空港・公共交通機関でのマスク着用が義務化されております。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接状況等

現在の感染者数は1,666名、これまでの感染者数累計は8,312名となっています。入院者は5名、死亡者数累計は15名です。12歳以上の人口で見ると、現在90.9%が2回目の接種を終え、43.7%が3回目の接種を終えております。

今週から5~11歳のワクチン接種が始まりました。

国内のコロナパスの有用性が再度検討されております。

アトランティック航空のフェロー諸島~コペンハーゲン空港間のフライトは、昨日1月11日は4便運航しました。国内でコロナパスは不要となりました。

■ グリーンランド

◎ 出入国時の検疫要件

2021年9月06日より2回目のワクチン接種済み旅行者は、コペンハーゲンでの搭乗手続き時に「接種後14日経過したワクチン接種証明書」及び「入国前48時間以内に受診・取得したPCR陰性証明書」を提出すれば搭乗・入国が許可され、到着時のPCR検査や入国後の自己隔離は免除され、即旅行が可能です。

12月06日から国内の規制が強化され、旅行中も接種証明書の提示が求められます。

なお、PCR検査については日本で受診したものは有効とされません。

北欧諸国に加え、フェロー諸島、アイスランド、EU諸国、スイス、ルクセンブルグ、英国で受けたものが有効とされ、デンマークで受ける場合はコペンハーゲン空港内の検査センターで受診が可能です。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

現在の感染者は5,996名、死亡者は3名、国立病院の入院者は9名です。国内7つの町で感染者が確認されております。

現在人口の67%が2回目のワクチン接種を完了、1回目を含めると72%が接種を完了しております。

イルリサットでは検査陽性率が40%を超えているものの入院者がいない状況だと医師がコメントしております。

今週首都ヌークで3回目の接種が始まり、1月14日から5~11歳のワクチン接種が始まります。

2021年7月01日よりコペンハーゲン~カンゲルルスアーク線が週4便となり、日本を含め外国人は1便223名まで搭乗でき、デンマークからの1週間の入国者数の制限が撤廃されております。

なお、国内線搭乗の際には搭乗48時間以内のPCR検査の陰性証明書が要件となっております。

また機内、空港、公共交通機関でのマスク着用が義務化されております。

新たにアーシアットとシシミウットにも規制が導入されました。

■ デンマーク

◎ 出入国時の検疫要件

デンマークから日本帰国時6日間の政府指定施設での自己隔離が要件となりました。

また感染再拡大に伴い2022年1月17日までの新たな国内規制が発表されておりますが、日本からの検疫要件に変更はありません。

2021年12月27日より、全ての国を対象に入国72時間前のPCR検査受診が要件となりました。(入国後の検査は不要)

また、入国時に所定の「ワクチン接種証明書」(接種後14日経過、1年経過してないこと)の提示も必要です。なお、24時間以内の乗り継ぎであれば、事前のPCR検査は不要です。

※参考: デンマーク政府の旅行者向けホームページ

 → Travelling to Denmark as a tourist

  https://en.coronasmitte.dk/covidtravelrules

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

デンマークの現在の感染者数は282,226名、累計感染者数1,006,295名、入院者数754名で、うち73名が集中治療室に入っております。死亡者数は3,408名で、PCR検査を受けた累計数は56,407,838件です。

国民の79.5%が2回目の接種を完了、54.1%が3回目の接種を完了しております。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会