フジドリームエアラインズ代表取締役社長 楠瀬俊一氏

  • 2022年1月6日

 2022年の新春を迎えるにあたり、所感の一端を申し述べ、新年のご挨拶に代えさせて頂きます。

  昨年は、一昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症による影響を非常に強く受けた一年となりました。収支は依然として厳しく、我慢の経営が続いております。

 一方で、ワクチン接種率が増加し、新規感染者数が低下しはじめた昨年9月以降、航空需要は増加傾向にあります。おかげさまで、この年末年始の搭乗実績は対前年比200%以上であり、回復の手応えを感じております。今後、Go Toトラベル事業の再開など、政府や自治体による経済対策も一層強力に進められると伺っており、今年こそは復活の年にしたいと思っております。

 そのためにも、引き続き感染予防対策を徹底し、お客さまに安心してご利用いただける安全な輸送サービスを提供することが、何より重要になると考えております。

 私どもフジドリームエアラインズは、地域と地域を結ぶリージョナルエアラインとして、これからも就航先の地域関係者の皆さまと協働しながら、地方創生の一翼を担うべく努力を続けてまいります。

 最後に、日頃からのご利用とご愛顧に改めて感謝いたしますとともに、皆さまにとってこの一年が健康で実り多き素晴らしい年となることを祈念して、年頭の挨拶とさせていただきます。