マレーシア、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のマレーシアの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2021年12月20日時点の総感染者数は2,715,847名
(うち1週間あたりのクアラルンプールの新規感染者は 27,698名)
■ 日本からの入国制限
長期滞在ビザ保持者入国可能。
入国後は、ワクチン接種者は7日間、未接種者は10日間の強制隔離が必要。
入国72時間前PCR検査要。
※ランカウイのみ、条件を満たす観光客受け入れを試験運用中。(11月15日より3ヵ月間)
(入国48時間前PCR検査+滞在中自己検査+抗原検査の義務あり。その他諸条件あり。)
■ 日本以外からの入国制限
長期滞在ビザ保持者入国可能。
ワクチン接種者は7日間、未接種者は10日間の強制隔離が必要。
入国72時間前PCR検査要。(変異株拡大国については入国48時間前PCR検査)
※14日以内にボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、
ジンバブエ、マラウィ滞在歴のある場合、入国不可。
※ランカウイのみ、条件を満たす観光客受け入れを試験運用中。(11月15日より3ヵ月間)
※シンガポールとの「ワクチン接種完了者向けトラベル・レーン(VTL)が開始。
■ 行政・その他機関からの発表
◎12月16日
60歳以上のマレーシア人、およびシノバックのワクチンを接種した全ての成人は、「接種完了」の状態を維持するために2022年2月までにブースター接種を受ける必要がある旨を発表。
◎12月08日
下記該当国からの入国については、入国前のPCR検査を72時間から48時間に変更。
1) シンガポールからのVLT入国者
2) ランカウイへの観光入国
3) MIDA(投資開発庁)管轄での入国
4) オミクロン変異株関連入国規制国(アフリカ8ヵ国)
5) オミクロン株感染拡大国(英国、米国、オーストラリア、フランス、ノルウェー)
なお、入国規制や隔離期間についてはそれぞれ異なる
ランカウイ観光入国時に関しては、PCR検査48時間前とする変更に加え、到着後滞在中に自己検査キットでの検査と専門家による抗原検査を義務化。
◎ 11月29日よりシンガポールとの「ワクチン接種完了者向けトラベル・レーン」(VTL)が開始。
ワクチン接種を完了したマレーシア人、シンガポール人は入国時の隔離が免除される。
(出発前の連続した14日間にシンガポールまたはマレーシアに滞在していることや、
コロナ治療・入院補償付きの最低100,000リンギットの旅行保険に加入などの条件あり)
◎ 11月27日よりオミクロン株の水際対策として14日以内に
ボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエ
に滞在歴のある場合は入国不可。
マレーシア人の帰国時14日隔離規制を施行。
また12月01日に保健省は、入国禁止対象国にマラウィを加えることを発表。
(対象国: アフリカの8ヵ国)
◎ 11月15日
ランカウイ島の外国人観光客受け入れが開始。3ヵ月の試験的運用。
事前の申請や隔離期間無しでの滞在が可能に。
(ワクチン接種証明書提出、US$80,000以上の海外旅行保険の加入など条件付)
■ ワクチン接種・計画状況(2021年12月203日現在)
* マレーシア全人口比 --- 2回目完了 78.2%
* 18歳以上成人比 ----- 2回目完了 97.5%
* 12~17歳対象比 --- 2回目完了 86.9%
ワクチン追加接種(ブースター接種)も進行中。
18歳以上に向けて追加接種を推奨している状況。
■ 街中の様子
ワクチン接種者においては不自由なく生活ができ、またワクチン接種率も高いことから、市内やショッピングモールなどの様子も平常を取り戻し、通常のように人の行き交う様子がみられる状況です。
州・地区間の移動においても、ワクチン接種者は許可されております。
マレーシア政府の2021年12月16日の発表では、オミクロン株について2例目の感染者が報告され、大規模な集会の禁止や新年やクリスマスの私的なイベントへの参加者に対しての自己検査が義務付けられるなど、市中感染拡大防止に向けた対策がとられている状況です。
以上、ご注意ください。