オーストラリア　ゴールドコースト、「新型コロナウイルス」に関する最新情報‐更新

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ゴールドコーストにおける新型コロナウイルス（COVID-19）に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。

■ ゴールドコーストにて市中感染拡大の傾向（2021年12月12日現在）

2021年12月10日、ゴールドコーストにて6名の市中感染が発生し、観光客にも人気のブロードビーチ地区の公立小学校がロックダウンに追い込まれるなど、大きな影響が出ています。

陽性者が感染力を持った段階でゴールドコースト各所を訪れており、現在ゴールドコースト市民に対し、少しでも体調が優れない場合などは直ちに検査を行い自己隔離を行うよう、クイーンズランド州政府より要請が出されており、市中感染拡大の懸念が大きくなっております。

また、着用義務令は出ておりませんが、ゴールドコースト地区在住者に対し、マスク着用が強く推奨されています。

現時点では、12月13日（月）に予定されている、下記の国境・州境オープンの規制緩和に変更は無い予定となっており、クリスマス休暇を前に今後の感染状況に関し、予断を許さない状況となっております。

■ クイーンズランド州におけるワクチン接種率の状況（2021年12月12日現在）

2回のワクチン完全接種率が80％を超え、2021年11月01日には制限付きながら国境オープンが発表されたニュー・サウス・ウェールズ州やビクトリア州などその他の州に比べ、コロナウイルス新規感染者の抑制に成功しているクイーンズランド州は、ワクチン接種率が他州と比較し遅延しております。

クイーンズランド州は他州と比べ、ワクチン接種に対する抵抗感が強いと言う調査結果が出ており、かつ新規感染者の抑制に成功していることがワクチン接種率の低下を招いているのが実情です。

◎ 全豪・クイーンズランド州のワクチン接種率の対比

　1回のワクチン接種を受けた人口比率: 全豪 93.3％（クイーンズランド州 88.2％）

　2回のワクチン接種を受けた人口比率: 全豪 89.1％（クイーンズランド州 81.0％）

■ クイーンズランド州におけるマスク着用のルール（2021年12月12日現在）

2021年11月11日、クイーンズランド州においてワクチンを1回でも受けたワクチン接種者の州人口比率が80％を超えたことを受け、マスク着用義務が緩和されました。

但し、下記の場合は引き続きマスク着用が義務化されております。

* 過去14日以内に、新型コロナウイルス感染の影響を大きく受けた地域（Impacted area）に

　いた場合、またはロックダウンを実施した地域にいた場合、これらの場合は14日間

　マスクを着用すること

* 空港内及びクイーンズランド州を発着する国内線・国際線の機内

* 海外や感染多発地域（ホットスポット）からクイーンズランド州へ入州し、隔離が必要な場合、

　その隔離施設までの移動中

公共交通機関利用時、Uberなどのライドシェアサービス利用時など、ソーシャルディスタンスの確保が難しい場合は、引き続きマスクの着用が推奨されています。

→ クイーンズランド州政府発表のマスク着用ルール（英語）

■ ゴールドコーストのマスク着用状況（2021年12月12日現在）

マスク着用の義務化規制が大きく緩和されたゴールドコーストでは、マスク着用者はほとんど見掛けなくなりましたが、大型ショッピングセンターやスーパーマーケットなどでは引き続きマスクを着用する人も一定数見掛け、マスクの着用に対する以前のような嫌悪感のようなものは、この数ヵ月で薄れてきたのかなと感じます。

以上、ご注意ください。

■ 新型コロナウィルスに関する外部情報

* 在ブリスベン日本国総領事館　新型コロナウィルス情報

* オーストラリア連邦政府　新型コロナウィルス感染者数状況

* クイーンズランド州政府　新型コロナウィルス感染者数状況

* クイーンズランド州政府　新型コロナウィルスの行動制限