スイス政府観光局が日本開局45周年、国境回復後の「再発見」に期待
スイス政府観光局はこのほど、日本開局45周年を記念した祝賀会をスイス大使公邸にて開催し、旅行会社やメディア関係者などが参加した。
祝賀会ではまず、駐日スイス特命全権大使アンドレアス・バオム閣下がスピーチを行い、これまでの両国の強固な関係性や、スイスにおける日本人観光客の重要性について説明した。コロナ以前の日本人観光客の年間宿泊数は40万泊を記録しており、今後国境が開かれた際に、山々の美しさやサービスの質、多様な芸術や文化などを再発見していただくことを楽しみにしていると述べた。
スイス政府観光局日本支局長のサラ・ロロフ氏はまず、旅行代理店や、スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)、欧州の他の観光局などのパートナーについて感謝の意を述べた。また、これまでの観光局の歴史についても触れ、特別に制作された映像などと共に参加者とこれまでを振り返った。会場には、45年の活動の中で使用されたパンフレットなども展示され、参加者を楽しませた。
また、祝賀会にはスイス政府観光局CEOのマルティン・ニーデッカー氏もビデオでメッセージと乾杯の挨拶を行い、イベントに花を添えた。