スリランカ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年12月7日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のスリランカの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 最新情報

スリランカ保健省は、オミクロン株の発見により、過去14日以内に

・南アフリカ共和国

・ボツワナ

・レソト

・ナミビア

・ジンバブエ

・エスワティニ

に滞在歴(トランジットを含む)がある渡航者は、2021年11月28日 午前0時よりスリランカへの入国を許可しない旨を発表しました。

■ 入国制限について

バンダラナイケ国際空港及びマッタラ・ラージャパクサ国際空港への商用便の受入れを再開。

それ以外のスリランカ国内の国際空港に到着する商用便の受入れは引き続き停止。

■ 日本滞在中の対応

◎ 日本出発前のPCR検査

スリランカに入国する全ての外国人は、スリランカ外務省等関係機関からの事前入国許可(観光客はETA)が必要である。また、2歳以上の全ての入国者は、出発前72時間以内のPCR検査陰性証明(英語。抗原検査は不可)を携行しなければならない。

観光客に対して、以下の条件及び行動制限が課される。

※詳細: スリランカ観光省ホームページ

 https://www.srilanka.travel/helloagain/

◎ 出発前のPCR検査

過去6ヵ月以内に新型コロナウイルス感染症に感染したことがあり、回復の後にワクチンの1回目のみ接種した渡航者及びその18歳未満でワクチン未接種の子は、搭乗前72時間以内に実施されたPCR検査の陰性証明書(英語で記載されたもの)で到着が可能。

新型コロナウイルス感染症の感染が3ヵ月以内であれば、搭乗前48時間以内に実施された抗原検査の陰性証明書でもよい。その場合、英語で記載された診断カード、罹患が立証できる証拠、PCR検査の陽性結果、抗原検査の陽性結果、など罹患したことを証明する書類が必要。

■ 現地到着後の対応

2021年10月25日、スリランカ保健省は、現在の新型コロナウイルス感染症のスリランカ及び世界的な状況を踏まえ、新たなスリランカ入国後の隔離措置を発表。

◎ 出発前のPCR検査

* 新型コロナウイルス感染症の罹患時期が、過去3ヵ月から6ヵ月に変更。

* ワクチン完全接種者への項目追加

 ワクチン完全接種者でも陽性となる場合が報告されているため、新型コロナウイルス感染症の

 感染拡大や変異株の流入を最小限に抑制する必要があるため、ワクチンの完全接種者を含む

 全ての渡航者はスリランカ政府が課す予防措置を緩めることなく、従わなければならない。

* 隔離期間の変更

 ワクチン未接種者/推奨された用量を接種していない者及びワクチンの完全接種から

 2週間が経過していない者が行う隔離の期間が14日間から7日間に変更された。

* 健康申告書のオンライン化

 新型コロナウイルスワクチンを接種済みの方はスリランカ到着時、空港の検疫カウンターで

 提出する必要がある健康申告書(Health Declaration Form)はオンラインで入力し、

 発行されるQRコードを空港検疫カウンターで提示することも可能となっています。

 (従来の紙でので提出も引き続き可能です。)

 オンラインでの登録には、ワクチン接種カードまたはワクチン接種証明書

 (日本で発行されたものも可)、PCR検査の陰性証明の画像またはPDFでの提出が必要です。

 → 登録ページ

  https://www.airport.lk/health_declaration/index

■ 現地の状況

◎ ワクチン接種状況

2021年11月30日現在、約1,592万人が1回目の接種を受け、

そのうち約1,374万人が2回目の接種を受けた。(スリランカの人口は2,100万人)

英国のアストラゼネカ(インド製)、中国のシノファーム製、ロシアのスプートニクV製、米国のファイザー製、米国のモデルナ製が使用されている。

以上、ご注意ください。

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社日本海外ツアーオペレーター協会