【タイ現地レポート】ついに開国!外国人旅行者がタイの観光地に押し寄せる
観光地域の規制緩和
外国人が訪れる繁華街の状況
タイへの入国
デルタ株がある程度収まり、ワクチン接種率も上がり、観光地での規制緩和が始まり、ついに本当に日本からの観光客の受け入れが始まりました。以前はプーケットで一部のヨーロッパの国のみ受け入れられ、長期の隔離後、タイ全土へ旅行に行くことが出来ましたが、日本からはビジネス目的の入国しか認められていませんでした。しかし今回日本を含む46の国と地域からワクチン接種を2回以上した人は現地でPCR検査1回、指定されたホテルに1泊、5万米ドル以上の医療保険に加入していることを条件に入国出来ます。特別なビザを取得する必要もありません。詳しくはタイ日本大使館のHPでご確認ください。
タイでの長期滞在を考えている方へ
日本人がタイへビザなしで観光した場合、滞在期間は最長30日間となります。コロナ以前はビザの延長や新たに観光ビザを取得したり、周辺国に行ってすぐ戻ってくる通称”ビザラン”をすることで、数ヶ月タイにいることは容易でした。
タイでの長期滞在についてビザ取得の代理店に問い合わせてみたところ、今現在タイ国内での観光ビザの取得は難しいようです。また周辺国へのビザランも、各国の規制や国境の通行状況は日々変化するため不可能と思った方が良いとのことでした。しかし政府は現在コロナビザという臨時の救済措置を設けております。来年1月末まで申し込みが可能で、最大60日間延長が可能ですので、この開国を機にタイへの長期滞在を希望している方は不可能ではないので、是非インターネットなどでビザ取得の代理店へご相談下さい。
バンコクのナイトライフ再開
11月からバンコクの飲食店でお酒の提供が始まったことで、数か月ぶりに友人と繁華街へ遊びに出かけました。電車内ではスーツケースやバックパックを背負った外国人を久しぶりに見かけました。
コロナ禍以前からずっと訪れていなかったバックパッカーの聖地カオサンロードでは、入口でワクチン接種の証明書を提示するよう求められました。証明書がない人はその場で簡易テストを受けなければなりません。数グループ程の外国人旅行者がバーでお酒を飲んでいましたが、中にはお酒を提供出来ないお店なのか、マグカップでビールを入れて警察に一目でバレないように提供しているお店もありました。もし警察に見つかった場合はお店だけでなく、旅行者の我々も罰金を払うことになると思うのでコロナ対策のルールには必ず従うようにして下さい。
インスタ映えで有名なワット・パークナムの大仏が完成
以前インスタ映えスポットとして日本でも話題になった、エメラルド色の仏塔と天井画が幻想的なワット・パークナムに行ってきました。私はタイに3年以上滞在しておりましたが、恥ずかしながらこれまで一度も訪れたことがありませんでした。今後旅行者で混雑する前に行かなければと思い、ようやく訪れる決心が着きました。
敷地内への入場制限などは特になく、入口で体温チェックのみ行いました。お目当ての最上階の仏塔の部屋には人は数人しかおらず、快適に写真撮影を楽しむことが出来ました。また以前からずっと工事を行っていた敷地内の大仏が今年6月ようやく完成したようです。奈良の大仏が約15メートルなのに対して、ワット・パークナムの大仏は約70メートルです。
最後に
旅行好きの私としては今年4月以降あまり旅行に行くことが出来ず憂鬱な気持ちで、もうすぐ開国するというニュースに何度も裏切られ落胆してきましたが、スーツケースを持った外国人を街で見かけて、旅をしていた頃の懐かしい気持ちと、またどこかに出かけようというワクワク感で胸が一杯です。次回には開国後の旅先のレビューもしたいと思います。