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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク、「新型コロナウイルス」の影響‐続報 (10/19の状況)

  • 2021年10月21日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島、グリーンランド及びデンマークの状況をお知らせいたします。

日本の厚生労働省・各自治体が発行する「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」(和英)は、アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク入国時に有効です。

また、日本で受診・発行のPCR陰性証明書は、アイスランド及びグリーンランドにて有効です。フェロー諸島及びデンマークについては、その有効性を確認中です。

欧州乗り継ぎ地も含め、検疫・出入国要件に関する最新情報は、必ず渡航前にご利用の航空会社や各国大使館にご確認ください。

■ アイスランドの状況

◎ 日本からの旅行者の出入国時の検疫要件

ワクチン接種完了者のみ、入国・旅行ができます。

2回目の接種から14日以上経過した「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」及び日本出発前72時間以内に日本で受診・取得した「PCR検査陰性証明書」をアイスランド行き航空便の搭乗手続き時、及びケフラビク空港到着時に提示、また日本出発前72時間以内に以下のフォームに事前登録してバーコードを準備することで入国が可能となり、旅行者は空港到着時のPCR検査は不要です。

但し、7日以上滞在する業務渡航者は、空港到着時にPCR検査が必要です。その場合、ケフラビク空港到着後、鼻と喉で検体を取る無料のPCR検査を受け、約8時間後SMSで結果の通知を受け取ります。

→ 事前登録フォーム(visit.covid.is: Registration)

 https://visit.covid.is/registration/

出国時の搭乗手続き時は、出発の72時間前以内にレイキャヴィクにてPCR検査を受け(有料、7,000 ISK)、原則、日本の厚生労働省指定の陰性証明書を作成(有料、5,895 ISK)・提示してアイスランドを出発する必要がありますが、アイスランドで発行される陰性証明書でも日本帰国時の検疫をクリアできます。

なお、出国前のPCR検査で陽性となった場合には隔離施設で療養後、PCR陰性証明書を取得した後に出国が可能となります。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況

新規陽性者数は国内検査で80名、入国時PCR検査を受けた人の中での陽性者は7名、現在隔離中の感染者562名。入院者は7名、うち集中治療室に入っている人は0名、死亡者数累計は33名です。

感染の疑いのある国内の自主隔離者数は1,564名、入国者の自己検疫者数は376名で自宅等で経過観察中です。感染者累計は12,703名です。

人口の75%が2回目のワクチン接種を完了し、1回目を含めると国民の76.4%が接種を完了、56,637名が3回目のブースター接種を完了しております。

10月20日より集会上限が500名から2,000名に緩和されました。

■ フェロー諸島の状況

◎ 出入国時の検疫要件

昨年2020年7月以来、日本から入国&旅行が可能となっておりましたが、本年4月01日以降は、2回目のワクチン接種後8日を経過すれば、空港到着時「ワクチン接種証明書」及び「入国前2日以内に受けたPCR検査陰性証明書」を提出すれば、即旅行が可能となる運用が継続しております。

到着2日後に一回(無料)のPCR検査の受診を医療最高責任者が強く推奨しております。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

現在の感染者数は81名、これまでの感染者数累計は1,363名となっています。検疫中の人は153名、入院者は0名、死亡者数累計は2名です。

12歳以上の人口で見ると、現在83.1%が2回目の接種を終え、1回目を含めると87.2%が接種を完了しております。

アトランティック航空のフェロー諸島~コペンハーゲン空港間のフライトは、昨日10月19日は4便が運航しております。なおアトランティック航空がは、2022年度の路線便数を発表しております。

■ グリーンランド

◎ 出入国時の検疫要件

9月06日より2回目のワクチン接種済み旅行者は、コペンハーゲンでの搭乗手続き時に「接種後14日経過したワクチン接種証明書」及び「入国前72時間以内に受診・取得したPCR陰性証明書」を提出し、「Summut用紙」を電子申請すれば搭乗・入国が許可され、到着時のPCR検査や入国後の自己隔離は免除され、即旅行が可能です。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

現在の感染者は59名、死亡者は0名、累計の感染者数は688名、国立病院の入院者は0名です。

現在人口の65.4%が2回目のワクチン接種を完了、1回目を含めると73%が接種を完了しております。

まもなく65歳以上の3回目接種が始まります。

2021年7月01日よりコペンハーゲン~カンゲルルスアーク線が週4便となり、日本を含め外国人は1便223名まで搭乗でき、デンマークからの1週間の入国者数の制限が撤廃されております。

なお、ワクチン未接種者は、国内線への搭乗が不可となっております。

■ デンマーク

国内すべての規制が解除されておりますが、日本はEU渡航基準を超えているため、現在も「オレンジ国」に分類されております。

◎ 出入国時の検疫要件

日本からは、所定の「ワクチン接種証明書」(接種後14日経過、1年経過してないこと)、及び出国前72時間以内に取得した「PCR検査陰性証明書」の提出により、到着後の隔離も不要、宿泊を伴う場合も含め乗り継ぎが可能です。

※参考: デンマーク政府の旅行者向けホームページ

 → Travelling to Denmark as a tourist

  https://en.coronasmitte.dk/covidtravelrules

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等

国内の各規制が全て解除されております。

デンマークの現在の感染者数は11,887名、入院者数は120名で、うち15名が集中治療室に入っております。死亡者数は2,690名で、PCR検査を受けた累計数は42,794,706件です。

国民の75%が2回目の接種を完了、76.2%が一回目の接種を完了しております

6ヵ月14日間を経過すれば、全ての国民が3回目の接種が可能となっております。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会