JTB、山形天童で「AI乗り合いタクシー」実証実験 マイクロツーリズム創出へ

 JTBは10月29日―11月7日、山形県天童市で「AI乗り合いタクシー」の実証実験を行う。市や天童市酒蔵ツーリズム推進協議会ら地元と協力して、地元の魅力である酒と食を楽しむ「酒味楽たび」をテーマに、天童ならではのマイクロツーリズムの創出につなげる。

 観光スポットへの入場や体験などの予約・決済をスマートフォンで行える同社のMaaSソフトウェア「JTB MaaS API Gateway」を活用。AI乗り合いタクシーを組み合わせた旅行商品をアプリで販売し域内周遊促進につなげる。販売で得られたデータは今後の域内周遊の改善に生かす。

 商品は「天童AI乗り合いタクシー」の1日乗車券をベースに、りんご狩り体験や果樹園パフェが付いたプランを設定。AI乗り合いタクシーは市内の観光スポットと天童温泉をつなぎ、1日乗り放題。JTBのアプリで販売し、ダウンロード特典おして日帰り温泉入浴券も付く。

 旅行代金は1日乗車券が大人500円など。

 詳しくはhttps://www.jtb.co.jp/kokunai/promotion/theme/tendo-maas/へ。


情報提供:トラベルニュース社