チリ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年8月13日
  • 出典:OTOA

チリにおける「新型コロナウイルス」の最新情報(COVID-19、ワクチン、入国、観光など)をお知らせいたします。

■ ワクチン接種

現時点で国民の75%に相当する2,600万人が接種を終えております。

接種率が高い同国は南米の中でも感染者が少なく、24時間以内の感染者は507名前後、死者は31名です。同国においてもデルタ株、ラムダ株の感染者が発生していることから警戒態勢は続けられております。

なお、チリでもっとも人気のある「イースター島」では、感染者・死亡者は発生しておりません。

■ 出入国規制

現時点ではチリ国籍、チリ在住者のみの入国が可能となっており、一般の外国人の入国は不可となっておりますが、本年2021年9月から再開される見込みと報じられております。

既にチリ国籍、チリ在住者向けにフライトが再開しております。

 → 詳細: https://www.nuevopudahuel.cl/?language=en

入国時には72時間以内のPCR検査陰性証明書、またはワクチン接種証明書に加え、健康問診票の提示が必要です。

 → 健康問診票詳細: https://www.c19.cl/

なお、到着後は、政府指定ホテルにて10日間の隔離が必要になります。

■ 観光再開

チリ在住者向けに国内旅行が再開されておりますが、州ごとの規制により移動や活動が制限されている観光地もあります。特にイースター島に関しては、現時点で観光は再開されておりません。

本格的な冬に入ったチリでは、スキー旅行が特に人気です。

また、先日世界遺産に登録されたアリカ・イ・パリナコータ州のチンチョーロ文化の集落と人工ミイラ製法師も新たな観光地として注目されております。

** アリカ・イ・パリナコータ州のチンチョーロ文化の集落と人工ミイラ製法師

チンチョーロ文化(紀元前8000年~前4000年)は、漁撈・採集を中心とする文化であり、南米で最古のミイラ作りの風習が見られた。そのミイラは、内臓の代わりに詰め物をし、かつら、仮面や、身体への粘土の塗布などの装飾が見られた。

なお、アンデス山脈では乾燥した高地に遺骸を置く風葬で自然にミイラ化するが、ここでは人為的に加工してミイラを作ることから、あえて「人工ミイラ(artificial mummification)」と呼んで区別している。

 → 詳細: https://whc.unesco.org/en/list/1634

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会