福井観光を「歴史」から考える、8月21日にシンポジウム開催
2024年春の北陸新幹線・福井県内開業に向けて、福井観光のブランディングを「歴史」から考えるシンポジウムが8月21日、福井市の県民ホールで開かれる。
基調講演は、シンポジウムを主催する福井あすわ歴史道場の松下敬一会長が「渋沢栄一と由利公正と天狗党」と題し話す。現在放送中のNHK大河ドラマ「青天を衝け」で、幕末福井藩の松平春嶽や橋本佐内が描かれたほか、幕末最大の悲劇といわれる天狗党の終焉地が福井県敦賀市であることを紹介。また、困窮を極めた明治政府を救った坂本龍馬の盟友・由利公正ら福井県出身の人物をクローズアップし「幕末福井・歴史の魅力を観光に活かす」方策を提案する。
第二部は講演・パネルディスカッションとして、JR西日本福井支店の笹田修司さんと、観光交流コーディネーターでトラベルニュースまちづくり観光研究所シニア研究員の釼菱英明さんが、松下会長のコーディネートで「観光立国・福井のブランディングについて考える」と題し意見を交わす。
シンポジウムの案内チラシ
シンポジウムは21日13時から16時(受付開始12時)。事前申し込みは不要で、当日会場の福井県民ホール(アオッサ8F)で。参加料は一人1千円(高校生以下無料)、先着で定員は300人。問い合わせは、福井あすわ歴史道場のホームページhttps://www.asuwarekishidojo.com/から。
なお、10月10日には同趣旨で「戦国編」のシンポジウムを予定している。
情報提供:トラベルニュース社