総合1位は今年も沖縄、「食」の福井が2位に躍進 じゃらん宿泊旅行調査・都道府県魅力度ランキング
じゃらん宿泊旅行調査恒例のテーマ別都道府県魅力度ランキングの2021年版もあわせて発表された。コロナ禍中にあっても各分野とも上位に大きな変動はないが、総合満足度で1位の沖縄県に続き、2位に福井県が前年のトップ10外から大きくランクアップ。食の項目で順位を伸ばしたことが要因で、外出自粛で旅の食の魅力があらためて見直された格好だ。
「地元ならではの食べ物」は、「魚介類」など食の魅力が豊富な石川県が4年連続1位。2位には「かつお」の高知県、そして3位には「カニ」や「越前そば」「ソースかつ丼」など郷土色豊かなの福井県が躍進した。以下、4位は宮城県、5位は宮城県という上位の顔ぶれに。6位が「うどん」の香川県、9位が「芋煮」の山形県など、県を代表する食の認知度が高い県がやはり強い。
冬の越前ガニは福井の宝
「魅力的な宿泊施設」の1位は6年ぶりに沖縄県。リゾートホテル人気が高いようだ。おんせん県・大分県がトップは陥落したものの2位を堅持。3位は神奈川県だった。7位佐賀県、9位静岡県、10位鹿児島県が前年の圏外から新たにランクイン。
「特産品・土産」「地元の人のホスピタリティ」「若者・大人が楽しめるスポットや施設・体験」「現地での観光情報の入手」「ご当地ならではの体験・アクティビティ」で沖縄県が今年も1位となり、総合満足度ももちろん1位。そのほか千葉県や京都府も各項目で上位を賑わわせている。
総合満足度の2位は福井県と並んで京都府も。4位は石川県、5位は北海道だった。
情報提供:トラベルニュース社